シアターピエロ

How are you getting along these days, baby?

2010年10月30日(土) 天野月「アマノヒトリ」 昼間の月


(写真は夜のものです)

2010年10月30日(土) 天野月 弾き語りLIVE「アマノヒトリ」
拙いレポートでございます レポートというか作文というか 両方大嫌いでした(笑)
昼の部、セットリストです
2ちゃんからコピペなので多分合ってます
この順番で書いていきます、間違ってたらすみません
MCのタイミングとか内容は曖昧なので雰囲気だけ汲み取ってもらえれば

Hello
B.G.
HONEY?
プルチネッラの涙
Stone
青紫
時計台の鐘
刺青
ライオン
博士と孔雀
国道
箱庭
風船
汚れた犬
巨大獣

アンコール
Howling
スナイパー

長いので畳みます 前列が学校椅子、後列は革張りじゃないタイプのパイプ椅子でした
私は前から2列目、中央やや左に座れました
ステージにはつっこさんが自宅から持ってきたという丸椅子と、
(ミューズの椅子だと位置が低いので、抱えてきたそうです・笑)
ギター(レン)、テーブルの上にDr.ビート先生、水、オレノサオカップ、ピックもあったのかな
あと足で踏むやつ
ほんとにひとりなんだ、ほんとに弾き語りなんだ、とドキドキが高まります

開演時間を少し過ぎた頃、おもむろにつっこさんが登場
服装は白のフワフワしたトップス、濃いベージュのパンツ(…じゃなくてカーキでしたね)、赤茶のブーツ
ブログにのってたリハのときと同じ格好ですね
問題の前髪ですが、耳から上の髪を全部編み上げ状態にしすっきりまとめていました
私服写真やポストカードの絵柄を見て、帽子に収納するのかな、と予想していたので意外でした
なんともワイルドです おでこの形がきれい…
間近で見るつっこさんは超絶美人で、肌がすべすべで、瞳が不思議な色でした(カラコン?)

険しい表情でギターを抱え、椅子に腰かけ、しばらくの間、チューニング
息をのむ客席、そして、突如歌い始めたのはHello
一気に引き込まれました
「間違いがあたしの道を正すのなら胸を張って間違えていきたい」
胸に響きます これからも信じていこう、この人のファンになれてよかった(偉そうだな)
…このノリでいくと鬱陶しいと思うのでばんばんはしょっていきます

1曲歌い終え、こんばんは、台風ですね、とぽつぽつMCが始まります
イカップ、と言って嬉しそうにオレノサオカップへ水を注ぐつっこさん 後半はほとんどペットボトルから直飲みしてましたけど(笑)
ジャパメタ学習帳について
ノートを作りませんか?と言われ、じゃあジャポニカみたいにしようと思い
「表裏デザインできますか?(ここ重要ですよね)」とかなり熱が入っていたみたいなんですが、
ああ、裏もデザインできたほうがいいんですか、と事務的に対応されちょっと切なかったらしいです(笑)
表紙の人に特定のモデルはいないけど、ギターはSHARAさんのものをかりて描いたとか
なので、あとでノートをあげる予定だそうです
裏側の生態は非常に偏見に満ちており(笑)見応えのあるものとなっています ぜひシリーズ化希望です

「ブログで業務連絡を書きましたが、見てくれた方いますか?結構いますね、ありがとうございます。
次の曲は、いちごがどうの、ギターがどうのいってる曲なので、よければ歌ってください(歌ってもいいよ、的な」)
軽快なリズムでB.G.が始まり、手拍子と合唱が続きます
今回の曲目は、ギター1本で弾ける曲、デモをギターで録った曲が中心だそうです
HONEY?は艶やかに、プルチネッラの涙はメランコリックに、弾き語りだとだいぶ印象が変わります
歌声が、言葉がダイレクトに伝わってきます
ここらでたしかこんなやりとりがありました
「今回弾き語りということで、歌い出すまで何の曲かわからない、歌い終わってもなんだっけこの曲?(笑)
みたいなのがあると思うんですけど、タイトル言った方がいいですか?スリリングなほうがいいですか?」
客席からスリリングで、という声が上がり、ホワッとした曲目でありながら、なんともスリル感あふれるライヴになりましたw
Stone、青紫、時計台の鐘と続いたあとに、(青紫のイントロでスパイダー?と思ったのは内緒です)
つっこさん、聞き覚えのあるメロディを奏でます 3拍子です
刺青だ、とイントロの時点でわかりました
何がどうしてそんなに、と聞かれるとうまく答えられませんがいちばん好きな曲なのです
きゅっとします
もし、月子曲を歌うなら、これだけは聴きたい!と願っていたので、すごく嬉しくて、
心臓がバクバクしました 頭も真っ白になりかけました(笑)
ウルウルしながら聴き入っていると、あっ歌詞飛んだ、しかし客席からもすかさずハミングが入ります
私も歌いましたが すみません、私も歌詞間違えてました
「日々も」を「来ると」って歌ってました
低い声でう〜うう〜なる〜♪の部分が特に好きなのでつい無意識に…なんかもうすみません(誰にも聞こえなかっただろうけど)

他の曲でもちょいちょい歌詞飛んだり、間違えたり、ギターがフガフガになったりする場面がありましたが
終始和やかで、ほんわかした雰囲気でした

動物シリーズ、ライオン、博士と孔雀
ライオンの胸を締め付けられるような歌唱から一転し、
博士と孔雀では「うん、ぱん、のリズムで手拍子してもらえると…喜びます」(夜は、…寂しくないです、だった)
はりきって手を叩く客席
間奏で「どんどん(手拍子が)速くなってる!」焦るつっこさん 歌い終わってから衝撃のひとこと
「こっち(ビート先生)のリズムと、みんなが全然、違ってた、ので、みんな合わせにしました。」
大変だったみたいですが、なんとも楽しかったです(笑)

国道はDVDにアコースティックが収録されていますが、生で聴くと感動もひとしおです
そのあとつっこさんは「カポ」なるものをギターにとりつけ、
「ここに、これがくると、あの曲だ、とわかった人は…かなりマニアです」
と意味深な発言をしたのち、寂しげなメロディを奏で始めました
箱庭でした
もう戻らないと思っていた時間が一気に押し寄せてきたような、不思議な感覚でした
「コロシテ」という囁きが脳に響きます

次の曲について
「また歌を歌えること、天野月として、この曲を歌えることがとても嬉しい」と
「名前は変わっても、ああやっぱり同じ人だな、と、感じてもらえたら、面白い(?)んじゃないかな」と
前置きしたのち、「これだけはタイトルを言わせてください。汚れた犬」
私はつっこさんの活動を、同じ時間を追って、応援することはできなかったけど
過去を振り返っても全てを知ることはできないけど
きっといろんなものを見てきたんだろう、そうして自分なりに答えを、やり方を見つけて、今に至るんだと、納得して
これからのつっこさんを知ることはできます
それでじゅうぶんだと思った(まあ昔のレポ読んでこれ聴きたかった!見たかった!とか、悔しがるけどね)
「鈍く曇った地面に ひかりの粒を蒔くみたいに」

なんかレポートじゃなくてただのポエムになってきた、きもいね

「本日はどうもありがとうございました。最後の曲です。」
聴きなれたメロディ、巨大獣でした 変わったけど、変わらない それでいいんだと思います

曲が終わり、拍手の中、一礼し、つっこさんは袖に戻ります
しかしそのまま拍手がやんでしまい、ざわつく場内 …え?アンコール…して、いいんだよね?
しばらくしてどこからか手拍子が鳴り、そろそろ〜っと袖から顔が(笑)再び登場したつっこさん
「なんか静かだから あ…あれ?終わっていいのかな?みんな帰っちゃった?用意してたのにな…」って、不安になったみたいですw
ここで告知です(いや、曲が先だったか…?曖昧です)
「年末年始あたりに音倉の10周年イベントがある?…か…も?みたいな噂を聞いているので、
わたしは、年末年始は…ひとりぼっちなので、空いているので、よければ呼んでください。」 低姿勢すぎます(笑)
「弾き語りライブは恒例化させたいと思っています、2カ月に1回か、4か月に1回か、1シーズンに1回か…」
これはかなり嬉しいです
そして来年でつっこさんも10周年を迎えるので、とはいえ5周年のときのような、つまり10枚同時とかは無理なので、
「慎ましやかに、そっと何かしたい」とのことです
まず1月に企画ものの「英語でピコピコ」なミニアルバムかフルアルバム
と、シングルの同時発売
「同時発売が…… !これが5回続いて10枚連続ってこと?もしかしてわたしはめられてる?」
だとしたら面白いんですけど真相は藪の中ですね

「アンコールありがとうございます。まずは、しっとりと」
Howlingをとうとうと歌いあげ、未来を感じさせるラストとなりました って、もう1曲あるんだけど
最後はスナイパーを合唱です ブログのあの曲とあの曲、はB.G.とスナイパーのことだったんですね
(私、SOSかと思ってました)(月曲中心と思い込んでいたので)
一体感を味わい、楽しい雰囲気での終演となりました

以下、余談
どこかのMCで、つっこさんがペプモン飲んだ人はいるかと問いかけ、手を挙げた人に感想を聞いていきました
で、私も挙げました「どうだった?」と聞かれ、「甘かったです」となんのひねりもないことを言ってしまったわけですが
(あの挙動不審できもい女は私です、すみません)
しかも次の人は「今までのよりはおいしかった」と百戦錬磨なお答え
つっこさん曰く、「開けた瞬間会場に匂いが広がる、わたし1回開けてすぐ閉めたからね!香水かってくらいすごかった」だそうです
わかる、わかります
今この瞬間も空きボトルから強烈に香ってますからね…ペプシの飽くなき探求心、そしてつっこさんの好奇心には脱帽です