シアターピエロ

How are you getting along these days, baby?

2015年06月06日(土) 天野月「AMNリクエストアワー2015」(BLACKDAY編)

2015年06月06日(土) AMNリクエストアワー2015 BLACKDAY

土日なら!!迷わず行くでしょツーデイズ!!!!!!!
翌日早朝に飛行機で帰ってそのまま仕事という天国と地獄スケジュールになっても、行かざるを得ない
だってあまのさんが好きだからいちばん好きだから すごく久しぶりのワンマンだから!!
実に半年以上ぶりだね
はあはあしながら差し入れも持たずに行ってきましたわよ
今回あげてる人少なかった気がする 何か持ってけばよかった 荷物を減らすのに必死だった


2日間で40曲+アンコール2曲 尋常じゃないな42曲って…嬉しい悲鳴

天野さんのブログを見ればユートピアっぷりが伝わるけど振り返ろういつかの私のために
雑音生活:AMNリクエストアワー2015、終了しました。
AMN'15〜BLACKDAY〜写真日記。



会場は下北沢Garden
久しぶりの下北沢、しかも初めての箱 駅から近くてわかりやすい
台風の心配もなくぽんと空飛んでいつものように時間ギリギリで到着
TAROビルのロッカーをあてにしてたら全部埋まっていてたいへん焦るも、会場のロッカーが使えると聞いて小走り
手は血の気が引いてるのに額には汗でドキドキが止まらないあついさむいというわけのわからない状態に
これもいつものことだね 見知った人に会うまで怖い顔してるのもいつものこと


開演前に焦りながら撮ったBLACKDAY 手が震えて写真がえらいぼけてる


天野さんの存在感


奥に階段がある

会場は地下1階、整列場所は地下2階でコインロッカーもあり物販もできます、という親切設計の箱
冬は特に助かる コートをどこで預けてこよう、って悩まず済むのがよいね
整列できるくらいだからロッカー前は広々してるし 開場前だから場所取りの心配なくゆったり物をしまえるし
ホール全体が段差になっててどこからでもステージが見やすい渋谷wwwも良かったけど、
荷物の心配が減るからこういう設計が一番ありがたい

天野さんがブログで順位と共に発表してくれた(←クリックで飛べる)けどセトリをば

- BLACKDAY -
1.HONEY?
2.薔薇のように
3.MISTY
4.1/2-a half-
5.東京タワー
6.ハジケトブゲノム
7.B.G.
8.Daisy
9.くれなゐ
10.龍
11.銀猫
12.菩提樹
13.人形
14.烏
15.NOISE
16.ZERO
17.鮫
18.鳥籠-in this cage-
19.花冠
20.箱庭
21. 柚子の木(アンコール)

では本編へ 会場内は最前列以外に柵がほとんどなく、フラットな空間
段差もひとつだけだったような eggmanほどではないけどわりと横に幅広かった気がする
最前列20人くらいいけるんじゃないかな キャパは500人ほどだそう
30番台で2列目、中央よりややベース側の位置を確保
満員御礼当日券も無しのため後方まで人がみっしり
身動きとれなくはないけど、密だなあって状態 心地良いね!笑
2日とも3台?のカメラで撮影していた これはDVDになる絶対DVDになるというかお願いします待ってます

18時に開演し、流れ出すシックでアダルトなSE あれ天野さんイメチェン?
ではなく 笑
今回は2日間ともオープニングアクトとして同じ事務所の中山彩さんが出演
バンドはブラックビューティーの御三方
1日目に披露したのは「」と「紫陽花
「月」は初めて聴いた、ギターをかき鳴らす姿がロックでなかなかのステキさ
何を演奏していてもセクシー、そして声量がすごすぎてだな、びりびり腹に響くよ
同じシンガーソングライターでも、シンガーの部分が強い人なんだなと
天野さんはソングライターの部分が強い 歌声そのものの表現力だけで勝負すると負けてしまうだ
そんな違いも含め、よいオープニングアクト

ファーストアルバムは予約してあったものを会場受け取り
このブログを書き終わったら聴く

ライヴでは演奏されなかったけど、天野さん作曲の作品も入っている 蟲得ですね

再び無人になるステージ、流れ出すいつもの菩提樹SE
満員だから途中で気持ち悪くなっちゃった人がいたら周りの人が助けてあげてね、
前の方へぎゅっとしたらだめよ、自分のスペースの中で盛りあがりましょう と裏から天野さんのアナウンス
ってこれはMCの時に言ってたんだっけ?(トリ!!!)
いやたぶん裏で話してたはず…(本気でトリ)
そんな気遣いアナウンスの後、改めてBBのみなさんが登場
なんかさっきと違う!衣装マイナーチェンジしてる!フフフ…

最後に登場の天野さんは、首元のレースがかわいい白の長袖ブラウス
胸元には朱の混じった羽根のネックレス
足が上げられない 笑 サルエルパンツにスパンコールのドクロちゃん
くしゃっとしたショートブーツ
何やら髪を10cm切ったとブログで事後報告しておられましたが、気付くかよ!!
すみません今日も麗しいです
黒いお召し物だとばかり思っていたから予想外に白くて
だまされた!!!(※騙してない)となりましたがおきれいです結婚して

冒頭の「HONEY」があまりにもエロくて
(他に表現する語彙がないので安直に不埒な表現を用いております でも実際エロいからしょうがなくない?)
だって2年ぶりに聴いたし 今日は聴けるんじゃなかろうか って思ってもことどごとく外してくるし
なんなんだよ!!やっときたの!!!!???となるでしょう
恋する女のとっつきにくさが苦手でしょうがないのに恋に溺れるHONEY?のゲロ甘加減は魅力的で困る
言葉なんていらないの そう Soなんだけどほんとは ああ そうだよって伝える術がない

中山さんもギターが似合うねってさっき書いたけど
天野さんがギターを抱えた時の不躾な感じにやっぱり私は恋しているからだめだ終了した
まだ1曲目なのに 書き終わる気がしない はしょろう

薔薇のように」は初ランクイン
ばらしんはいちばん好きなミニアルバム、もう廃盤だけど ゆえに嬉しい
しかし歌詞がすべてを拒む刺々しさなので 心臓を貫く類なので
HONEY?」からの落差が、ほんとに…さっきまでの甘さはどうしたのってほんとに…辛くない……?
AMNは流れなんて知ったこっちゃないでおなじみゆえに こういう悲劇が起こるわけで
天野さんが泣いてるわけじゃないけど、もう嗚咽にしか聞こえなかった 蟲は病気

MISTY」は安定の人気、「1/2-a half-」は返り咲きだ!
しかしMCで天野さんが「最初のリクアワ(2013)では6位だったのに、ハーフは陥落したままで…」
と話しているのを聞き、あっ今34位か、本来ならランク外だ、と気付く 不憫なハーフ

東京タワー」は去年は裏に入っていた
いつもやってるから選考外、ゆえに投票数はかなしみの1ケタだった という…ハーフより不憫かもしれない…
最初のリクアワ(2013)のリハでじぇっとさんが
「あんなに盛り上がってくれてたのに、みんな最近の曲は好きじゃないのかな、
東京タワーとかいい曲だと思うんだけどな…」

とつぶやいていた、って話を思い出して笑う
今回はあんなに演奏してても30位に入った
もう最近の曲ではなくなったけど みんな好きなんだよねって今回でわかった、よかった(←アホの感想)
特にこのさ、浅草の風?を感じるレトロさがいいよね…!
※違うよそこじゃないよって意見は受け付けます
あと 立ちつくしてる、と歌う天野さんから魂抜けてたよね

ハジケトブゲノム」からちょっと、私は暗雲立ちこめてしまった
歌詞すっとばすのが恒例の天野さんではあるけど 笑
ゲノムで冒頭の歌詞が飛んでしまって というより、モニターの調子が悪かったのかな
体制整える前に曲が始まってしまった感じ

この日はだいぶ耳元のイヤモニを気にしてて
よほど状態が悪かったのか、間奏でローディーさんに指示を送らざるを得なかったり
なんだか、ペースが狂ったのかなあと勝手に思ってしまい
最初から最後まで楽しくはあったんだけどね
天野さん自身はいつもに比べて最高に最上に魅せる聴かせるに徹することができていなかった印象を受けた
の、大きな境目がゲノム
だってこんなにしあわせで、馬鹿みたいにかわいくてキュンとする曲なのに
去年のような大天使天野が降臨してなかったんだよ 可愛い人、に留まっていた

唐突に合唱タイムが訪れる「B.G.」だって楽しくて可愛かったけどさ、
なんだろう足りない気がした
流れを作るセトリじゃないから?だとしても、今までだってリクアワの流れはメタメタだし 笑
となれば、天野さんが世界を作り切れていない理由は機材の不調かなあと
ふと冷静さが垣間見えるというか、走りながら支度をするようなせわしなさ うーむ

喉がだめって感じはしなかったし
ハードなセトリ&2日目があることを考慮してアクションも控えめだったのかもしれない
理由はなんにせよ、沼感が足りなかった(沼感とは?)

後方にいれば天野さんほとんど見えないしね、
歌を聴きに行くライヴなんだから歌声がすばらしければそれでよい、とはいえ、
音だけを重視するなら多分後ろに行った方がバランスはいいはず(前列はスピーカーが近すぎる)
あえて前列を選ぶ人は至近距離で殺されることを醍醐味としているはず
となると歌声だけでなく視覚から得られる情報も大事になってくる
ワンマンなのに、主役なのに 一歩引いてるように見える天野さんは切ない
(複数人の時に一歩引いてるというか醒めてる?のはしょっちゅうあることなので気にしてない 笑)

ゆえに、私はたまに目を瞑って見ないフリしながらユラユラフラフラ聴いていた
天野さんのことガン見したいけどちょっと逸らす ちょっとね
珍しく といってもトータルではかなり見てたんだけどな 見ますよそりゃあよ!いるんだもんそこに!

このあと良い流れ&熱い曲が続いていったのに
私が冷静なのか、天野さんが冷静なのか
もっと…もっと情熱的に来れるはずじゃないか!!もっと熱くなれよ!(修造)

耳(イヤモニ)を抑えるしぐさが頭を抱えるように見えて珍しい光景だなってちょっとときめいてみたり
もういらねえよ!と言わんばかりにイヤモニを途中で ぺ! と外すところがかっこよかったり
醒めた表情も、これはこれでたまらない…踏んで…となったりしたものの
浸かり具合はほどほどに 頭までどっぷりと溺れてしまうには至らず

とかなんとか書きながらももしDVDになって鑑賞会ができればやっぱり興奮して天野さんLove…
ふぉーえばーらヴ…
となるんだけどね、
一歩引いて見えてもだめだめなライヴだったというわけではないから
だ か ら DVD待ってます(2回目) あれだけ撮ってるの確認してお蔵入りなんて耐えられない

ここからハイライト的に振り返ると
今回は同率位があった場合は同じ順位にまとめる形式
40位の次は37位、みたいに欠番ありの順位飛びとびのランキングになる
天野さんが歌う前に次は何位から何位までをやるよ、って言ってくれるんだけど
なにせ欠番が多いから、「26位から17位まで…」みたいなことになる
10曲連続のわけはないし えっおっ、それは何曲続けてやるってことなの と客席が笑い戸惑うのが可笑しかった
実に変則的で謎のスリルあふれるカウントダウンだったね(?)

ゲノムのあとらへんのMCで、いつものようにもったりと話始める天野さん
「好きの理由を言葉で説明しようと嘘臭くなる…(沈黙)…けど…じぇっとさんはどうして赤が好きなんですか?」
ガッ!と振り向きながら突然のキラーパス
え!?俺!!??と言わんばかりにものすごいびっくりするじぇっとさん
びっくりしつつも 理由はよくわからないけど赤が好きなんだよね、とのお答え
天野さんは
「やっぱりそうですよね、萌え、とかもそうだよね、わたしも…コウ…ハシビロコウ、が好きだけど、説明できない」
なんて涼しい顔してたけど
いきなりふられてびっくりした、な仕草をかますじぇっとさんの姿に、説明できる類の萌えを私は感じてだな…笑

つまりは言葉の枠におさまらない衝動を歌ったのが「ハジケトブゲノム」だよってMC ですね
天野さんのMCはいつも間が長くて唐突 今回もひどいね!!(好きだから 好きだからそれが)

その後にいちばんギュンときたのは7年ぶりに演奏したという「
投票はしてないけどもよ やっと聴けた念願だ 「龍」かっこいいの発作は、定期的にくる
「噛み砕きなさい呑み込みなさいと 何度口を塞いでも 唇 灼け爛れて通らず 戻し続けた」
のところが好きです あーーーーしびれる…たまにはやれよ、思ってた私も 皆の心は一つ なのか

銀猫」についてのMC
天野さん曰く 曲を作るという行為は思い出を焼いていくようだ、と考え出来上がったのがこの曲
なんだけど、最近は、形に残らない思い出を形にしていく行為だな、と感じているそう

同じ「焼く」でも「あとかたもなく燃やす」のではなく「焼きつける」にシフトしていったのかな、気持ちが
一瞬のうつくしさを閉じ込めて、切り売りし、愛でられる 何度も何度も
残酷であると同時に尊くもある

菩提樹」から「人形」の流れも期せずして良い
スポーツの時間開始、ではないから冒頭のシャウトはなかったけど
最後の「ママ」が千切れそうで 好き…

」と「」はもう どんだけ好きなんだよ!笑 ってやつ
レギュラーなのにリクエストでもこのわりと上位に食い込む感じ、天野ファン、血気盛んにもほどがある
が、ここまでわりとみんな大人しかったのに「鮫」がきた途端ゆるりと暴れ始めるの いいよね
そして息切れ 天野さんも息切れ タオルでお顔を拭く
今回はグッズのタオルがあるはずなのに、使っているのは小さいネイビーのタオル
なぜに…と思っていたら、
ちゃんとグッズのタオルをもらったのに持ってくるのを忘れたのだとか
タンバリンに続きまたしても忘れ物かよ!笑
小さいタオルは近所のダ●ソーで買ってきたそう 途中にあったね下北ダ●ソー
ダ●ソー似合わないな天野さん


こちらがグッズのタオルになります 忘れないで…

3位の「鳥籠」は最新の曲でありながらトップ3に入った快挙
イントロが流れ出した瞬間の歓声が喜びを物語る
零曲に関してはタイアップ及びRP活動の盛んさからランクインは当然のこと、
って冷静に分析している私は嫌な女なので 特別驚きはしなかった
天野さんが喜んでくれて嬉しい、って気持ちではある
というか、驚かないのは
天野さんの曲はどれも素敵だから何が上にきても当然だよねって気持ちがあるからなんだけどよ(何様)
そりゃ、「亀」あたりが1位だったりしたら驚くけど みんなどうしたの…熱中症?って心配になる

前にも書いた気がする素敵ポイントについて、
「鳥籠」は間奏(閉ざした鳥籠…のところ)の天野さんが壊れた操り人形のようで よい
毎回やたらと強い「花冠」笑 を抑えて「箱庭」がラストだったのも、胸が熱くなる
SSWというものはデビュー曲にその人のすべてと答えが詰まっているものだ
と勝手に思っているので 2位に食い込むほど愛されている=天野さん自身の愛されようを実感する
すばらしくしあわせなことだわ
あ、ちょっと何言ってるかわかんないやつですねこれ
「箱庭」には永遠が詰まっているんだよ

アンコールは先日配信されたばかりの「柚子の木」

弾き語り時代の曲で、できた経緯は
こちらに書いてある通り(自分の文章にする力がなくてすまん)
なんとなく歌詞は「砂糖水」のような そのあたりの要素がちらほらあったりして
「柚子の木」が何を意味するのかは歌詞からは読み取れないし、とてもとても荒削りだから、
これは誰のものでもなく天野さんだけの歌だなって思うたりはするけど
いつも最後にみんなで合唱した、って思い出が詰まっている そういう点ではみんなの歌だね
回を重ねて私達の歌にもなるのかな
今回はどこからどこまで歌っていいものかって迷っちゃって合唱できなかったんだけどよ
コミュ障な私達(あ 勝手にくくったら怒られそう)と話が下手な天野さん
またチャンスがあったらがんばって歌って繋がってゆきたい、ゆきたいな
せめて最後のピアニカのところだけでもラララで歌えるように そう あうんの呼吸を育みたい

告知については白のほうにまとめるとして(2日とも同じだったのでね)

わきわきしながら物販に並び、この日のTシャツなどなどをげっと



帰省ラッシュもしっかりと会場受け取り このシステムとてもよい
ブログを書き終えたら聴くんだ…死亡フラグみたいになってしまった

明日もあるから全然寂しくない、しあわせ!!!!

寂しくないからお腹が空く みんな時間があったからお店のごあんだってもりもり食べちゃう
とはいえ閉店時間が迫っていたので光の速さで食べた おいしゅうございました


(これはひどい短足)
北海道はこの日気温が8度しかなかったんだけど、職場からこの格好で飛行機にも乗ってきた 普段着感覚
サンダルがとても寒かった どう考えても頭のおかしい人だったよ
東京に着けば暑いから…って思ってたらあんまり暑くなくて薄手の長袖の人が多くて…嘘だろ…
……騙された!!!!!!(※だから誰も騙してない)

WHITEDAYに続く