シアターピエロ

How are you getting along these days, baby?

祈るより願いたい


たぶん、中2か厨2の頃に購入した
何度か手放そうとするも結局まだ手元にある
なぜ買ったかは当時の蟲に聞いてみないとよくわからんです
毎日ヘドロすぎるああああ。。とかそんな理由じゃなかろうか
冒頭の、「夏の夢が」で号泣した記憶があるけど今は全然
人は変わるものだ

瀕死といいつつかなりアクティブなエッセイスト、が、メメントモリを唱えたり、
周りの人の死を想ったりする漫画 余白に滞った空気が詰まっている

続編??の、「オーイ❤メメントモリ」はもう少しテンション高め
死は謎に満ちているからおそろしい、死を想え、なんなら笑いに昇華してしまえ
…という勢いのものだった気がする 
先に読んだ(連載してたやつね)のはメメントのほう だが
蟲は、瀕死の方が好き

さっきひっさしぶりに、それはもう何年ぶりかに読んだ
変わらずいちばん好きな話は、「葬送の歌には」
あれやこれや考えても死ぬときは死ぬ、だいたい予期せぬ形か、望まぬ形で
健康でも病気でも老いも若きも死ぬときは死ぬ
……とはいえ、やっぱり、死の種を抱えていること、を日々実感せざるを得ないひとは
もうすぐ死ぬから、とか、口に出さずにいられんのでしょう
「そうね、まあいつかは死ぬわね」とかスラーと思わずに、もっとやさしくなりたい
たまにやさしくなりたい
ゆえに、経験値が必要だ…ダンジョンへ繰り出すか…


今読んで よきかな と思うのは「みつめないで」と「死ンデイル」

とは、関係なく
初めて小学校に行く日、入学式、母になぜか「ひとりで行くからついてこないで」
と言い放って困惑されたことや(入学式なんだから親が同伴しないといけんがな)
教科書の真新しい匂い、
決められた席に座って、たくさんの知らない人に囲まれて過ごすことへの抵抗や
さんすうセットの中の花のおはじきに夢中で、ろくすっぽ授業聞いてなかったことや
校舎の端の方の、あまり人が通らない緑色の階段が好きだったことや
(別にえんじ色でもなんでもいいんだけど そこだけ色違う、というのが良かった)
窓から入ってくる葉っぱごしのさやさやした風とか

読みながら、なんでか小学校のことばかり思い出しておった
特に意味はない

つ ま り
今日、書きたかったことは、

そんな小学校 3年生の頃、緑の階段にいちばん近いクラスになり
なぜか、周りの生徒は荒れるというかやりたい放題で 今思えば少しばかし学級崩壊していて

そのカオスに乗じたのか
教室で幾度となく全裸(ほんとに全裸)になっては机の上に立ち、大事なところを見せびらかす、
という謎の行動に出る男子がいたなあと…
今、元気かなあと…
たまに思い出してうわああああああってなったりしてるのかなあと…
開き直って立派な露出狂に成長していなければいいけど

「最低!」とかつってキャーキャー嫌がる女子の群れに流れで混じりつつも、
わし、「いったい何が彼を駆り立てるんだろう」とか考えて、ぼんやりしておった
キャー!てなノリじゃなかった あ〜また出しとる…だった

記憶がよみがえるたび、いつも蟲の思考は周回遅れだわ、つって凹む
今もわりと遅れておる ちょっと 巻けないもんかね


お葬式で流す歌は、というかもはやお葬式自体してもらわなくてもいいか、と最近は思うけど
死ぬ間際には誰かの声が側にあったらいいな 肉声でも、テープでも、こんぱくとでぃすくでも、ラジオでもなんでも

まとまってないのう
カバーをはずすと屍になるでよ