シアターピエロ

How are you getting along these days, baby?

2012年07月01日(日) 天野月「おめでとうスカイツリー」

2012年07月01日(日) アルバム完成記念ライヴ「おめでとうスカイツリー

★セットリスト
1.Howling
2.薔薇のように
3.東京タワー
4.ニワカアメ
5.サンドリヨンの番犬
6.ライオン
7.Hello
8.汚れた犬
9.くれなゐ
10.人形
11.LUCKY DOG
12.太陽
13.烏
14.JOKER JOE
15.鮫
16.天の樹
17.巨大獣

★アンコール
18.蝶


いろいろ曖昧(いつものように、たまに素で嘘を書く)ですが
つっこさんのライヴに関連した記事↓と合わせてどうぞ
雑音生活:おめでとうスカイツリー、終了!おめでとうスカイツリー写真日記。
短いでよ
天候はあいにくの雨 ひじょうに蒸している、な中、会場前でひしめく傘の群れ
歩道にみっしりと列を作っていたので、なんとなく、これは何かのデモかな…、
と思わせる光景でした(※私もその一員です)


会場は渋谷eggman 地下1階にございます
あっちにもこっちにもたまごが、というかフロアもまるいぞ たまごだ!
ストリートビューで会場内を見られます(←クリックで飛ぶ はず)、ご覧の通りステージは低め
近いです 私、前列です 少し見上げた位置につっこさん、です どきまぎでした


フライヤーに書かれた「天の樹」収録曲とステージの片隅に置かれたスカイツリー
まさかのクリスマスイヴに開催な女子会3&男子会のお知らせ、などに うほっ となりつつ開演待ち
ふいに去年のクリスマス無双を思い出しました
あれから半年 本当にクリスマスライヴが開催されるとは…!
きっちり男女別、なところがポイントですね 笑

開演予定時刻の18時、菩提樹SEをバックにお久しぶりの裏ナレ
スカイツリー、のぼりたいなぁ〜…」しか覚えてないだ 笑
サポートの御三方(ドラム北村望、ベース岩切信一郎、ギター平井武士 敬称略で失礼)のあとに、
やや遅れてつっこさん登場 女子会と同じく白いワンピース姿
ご本人いわく天の樹をイメージしているんだとか
大きくてまばゆい白、といえばつっこさんが以前つぶやいていた仙台大観音も連想します
足元はLichtの靴 アクセサリーも違いました、がそれよりなにより
頭に葉っぱをつけている!!!ふおおお!
自由の女神ちっくよね(あれもでかい)、と思いぐぐったところ、そうでもなかった
頭についてるの、トゲトゲだった
は、ともかく つっこさんは1週間前と変わらずうるわしゅうございました

感想みたいなものをつらつらと

「Howling」
歌詞の「You know? My soul, there's only to howling with you」が、
なぜかこの日はとても沁みました
誰かがかなしいさみしい気持ちかもしれないときに響いてくるんだろう、と思ったり
どちらかといえば、他者が共鳴する様に、私は心打たれます
揺るぎないものを目の当たりにする喜び、です 「Howling」好きだなあ

ふんわり漂っていたやわらかい空気を容赦なく断ち切る「薔薇のように」のあと、MC
いつものように天気の話題 雨降りでしゅんとしたつっこさん
ぼそっと「雨だから緊張しちゃった」とか言ってた気が 笑
そして、スカイツリーな水を買いに行ったが売り切れだった話
無事入手し、メンバーひとりひとりに1本ずつ配布されたスカイツリー
つっこさんのところにだけ、普通のお水もあります なんか多い
「わたしは1本じゃ足りないだろう、という配慮で、いっぱい置いてある」だそうです
で 当然、曲間にちょいちょい飲んでいらしたわけですが
スカイツリーから水を飲む光景はなんだかシュールでした 天野さん巨大化?なスケール

アルバム「天の樹」について
「曲も何もできていない、な段階からタイトルだけ決めてあった。
今年しか使えないと思って。笑 誰かに先を越されてもかっこ悪い」
これはもう、だ れ う ま ですものね つっこさんだからなおさらしっくりくるという

次曲は、スカイツリー建設中、「あれ、これ抜かされるんじゃない?あっ越えちゃった…」
てな具合に東京でただひとり(一本?)戦々恐々としていたであろう彼について歌ったという「東京タワー」
ムード歌謡??というかなんというか 昭和のかほり
ロックなんですが尖り過ぎない、懐かしさを感じますね…!!な曲調です
私の残念な耳では歌詞がほとんど聞き取れず かろうじて覚えているのが
「永遠は嘘なの」「君を待てばいいの」のあたり 切ないフレーズがちらほら
トップの座を奪われかなしみに暮れる東京タワー、なのでしょうか
嗚呼 東京メランコリー 涙
一度聴いたらぐるぐる回る、きっとこれは最強メロディです(最強メロディの代表例:B.G.)

次曲「ニワカアメ」 「天の樹」アレンジでの演奏は今回が初
弾き語りだと、音もなく刺すように垂直に降る雨のイメージ
爆音になると、花たんver.に負けず劣らずの土砂降りっぷり 歌というよりも叫び、でした
やはり垂直に、ばたばたばたばた!と降ってくる雨 しかも熱を持った雨だ
ちなみに花たんは横殴りの雨、な印象です(←わからんわ)

ちょこっとMC
ツイッターとかで何度も書いてるけど、シンデレラはガラスの靴をわざと忘れてきたし、
眠り姫も寝たふりかましてたし、白雪姫なんてもっとひどくて…死んだふり。笑
女子はそういう生き物で、かわいげがない。笑 かわいげがないから、かわいこぶる。」
と前置きしてから「サンドリヨンの番犬」
にこやかに歌うつっこさんのかわいさ(あ、かわいこぶってる?)だとかね、
もろもろでもって、聴いているとムズムズします 容赦ない物言いの中にやさしさを感じるだ
両手をぴんと、のところで腕を広げる仕草が好き

次曲「ライオン」、続けて「Hello」
「Howling」からスタートしたこともあり、
光へ向かうように前へ進んでゆく、な印象の曲が続くなあ、とじんわり
「Hello」を聴きながら、先日どこかで目にした誰かの言葉を思い出しておりました
「あなたが間違っている時に傍にいてくれる人が友人です。
正しい人の傍には、たいていの人が集まるからです。」
何が正しくて何が間違っているかなんてことはそれぞれの主観でしかないんでしょうけど
広い目でもってつっこさんはあらゆるものに価値を見出してきたのだろう、
とこの曲を聴くたびに思いますの
「そこで聞こえるでしょう?」が、とても良かった

MC
しばしの沈黙のあと、
「体から溢れるように曲が作れなくなって、絞り出すように書いた時期があった。
絞り出した、といっても後悔はしてない、その時思ったことだから。
けど、一度活動を休止して、それからこの曲を書いた時に、
ああ、わたしがやりたかったことはこういうことなんだ、と思い出した。」
といったお話(要約してるからニュアンスが違ったら申し訳ない)からの、「汚れた犬」
目を閉じて聴いていたいくらいの揺らめく心地良さを感じておりました
この曲は言葉のひとつひとつが切ないけど、どこか安心感があって、しあわせな気持ちになります

そういえば、まだギターを抱えて歌ってないような(「東京タワー」では弾いてたっけ…?)
ギターがないと、動きに制限がなくなりますでね
演奏も表現のひとつ、ですが、ここまでは演奏を除いた部分での表現に重点が置かれているのかなあ
と勝手に思ってました 次の「くれなゐ」もそう

その前にMCだ
零〜眞紅の蝶〜」が発売されたということで、零のお話
今回の主題歌に関しては、だいぶ前からテクモの方がライヴにいらしていたり、で
少しずつ近づいてくるような 笑 「あっ、そろそろかな〜…」な状態が続いていたそう

「蝶」のテーマは「目障りなぐらい美しく高く飛んでやるよバーカ」でおなじみ(?)ですが
サビの「剥がれない掌の跡」という歌詞は、繋いでいた手のぬくもりを覚えている、
というのと、ゲームのあれ(←プレイした人にはわかることっぽい)のダブルミーニング
書いた時に「これは!!おりてきた!!!!!」と思ったそう
しかし歌詞全体があまりにもゲームのネタバレ、な内容だったらしく
担当の方に「こ、これ、すごいネタバレなんですけど大丈夫ですか?」と聞かれてしまったそう 笑
「違った解釈もできるようにしているので大丈夫です!!」と答え、
一字一句変えなかったというつっこさん さすがだ
当時流れた零のCMでは、1番よりもネタバレ要素の低い2番のサビが使われているのだとか

そんな「蝶」を始め、長期にわたり零シリーズの主題歌を担当してきたことについて
「わたし自身、自重するくらいゲームが好きなので、主題歌を担当できることは本当に本当に嬉しくて、
エンディングを見たときも、ゲームをクリアしたこととはまた別に感動があった。
ああっこれわたしの曲じゃん、書いた書いた!みたいな。笑」
とてもいい笑顔で愛を熱弁してから、「蝶」のリファインである次曲「くれなゐ」
何度聴いてもメロディアス、振り切るような歌唱がまたすてきで
これエンディングで流れてきたらぐっとくるだろうな…
曲そのものの世界観だけでなく、零の世界観も体感してみたいなあ と思うも
私 は W i i を 持 っ て い な い
…アルバム楽しみ(鼻水)

ここからどんどんいきますよ、ついてらっしゃい、な後半戦
シャウトで痺れた「人形」のあとは今日の曜日的にも「日曜日」か、と思いきや「LUCKY DOG」
おお、久しぶりですね!!皮肉っぽい歌詞に反して明るい曲調、好きです
2番のBメロでにっこり手拍子を促すつっこさん ドラムと同じ、「ぱぱん、ぱん」のリズム
だったはずだ というか ぱぱん、ぱん がいい これ、ずっとやりたかった 叩く、私は叩く!(落ち着け)

「太陽」、「烏」、「JOKER JOE」どんどんテンションが上がっていくわけですが
例のあれですね つっこさんがちらっとブログに書いていた、あれです
「JOKER JOE」で起こりました
サビの「JOKER JOE」で客席にマイクを向けてくださっていたんですけどね
ふいに、マイク飛びました
(ときおり歌詞も飛んでいた)
私がいた場所と反対側です ステージ向かって右の方
客席に、すぽーん、と飛んで行きました 文字通り手が滑ったんだと思います 笑
「はっっっ!!やってもうた!!!!!」
な顔をしていらっしゃるつっこさん(すみませんかわいかったです)へ客席からマイクが返還されるも音が出ず
ささっと用意された予備のマイクも音が出ず、ふおおおおお、と思っていたら復活したマイク登場!
で、事なきを得ました おぉぉ故障してなくてよかったほんと…汗

気を取り直して次曲
「次は何かわかってるだろうけど、あんまり前に来ないように、前の人潰れるから、適度に」
的なつっこさんの指示(やさしい)の後に「鮫」
そのためかぎゅうぎゅうになることはなく、きゅっ くらいの押し具合で 笑 しかし暑かった
中間列あたりはもっと満員電車だったのだろうか 鮫こわい、とても怖い!
最後も「周り、大丈夫ですか?」と配慮されたのちに、全員でジャンプして終了
はあはあした…(運動不足)

はあはあしてて覚えていないMC
たしか、「天の樹」はチェロを据えたりとストリングスを重視している
サウンド面ではなくマインド面でのロックだ、と話してらした気が…(朧)
衣装のコンセプトとも重なりますね
そんな次曲「天の樹」
1番はすこうしだけ音がずれているように聴こえて(私だけかもしれない)、
2番からぐぐぐっと盛り上がってきた感じです ああ 揺れる
しかしもうすぐ終わりの予感がしてかなしみあふれる
早く手元に天の樹を迎えたいなあ 研ぎ澄まして聴きたい

いつもの別れのご挨拶をして、「巨大獣」
今日、雨だったなあ…と思いながら、静かに聴いていました

方々にお辞儀をして、つっこさんはステージの裏へ
けど即座にアンコール、でまたすぐに出てきてくだすった
そしてステージに置かれたスカイツリーにやっと触れる(このまま最後までスルーかと思った・笑)
「これはたぶん、9月にもステージ上にある。それまで自宅保管になるんじゃないか」ってまたまた…

フライヤー見たと思うけど、今年のクリスマスイヴに女子会3開催、同日に男子会もあるよ、と告知
待望の男子会、タイトルは「俺達のクリスマス」 うわあ!熱いというか ちょっと むさくるしい!笑
女子会は女子達が恋人とディナーを楽しめるように、昼開催 しかし男子会は夜開催
つっこさん曰く、つまりは「彼女とわたしどっちをとるの?」ということだそうです
なんという 笑
さらにはつっこさん、はにかみながら「逆ハーレムっ!」 …って、いいのか、ほんとにそれでいいのか 笑
私はこちら参加できませんのでね、男子のみなさんにはぜひつっこさんを優先していただきたく
まあそれで別れることになっても知らんが(私、いい性格しとるね!)

今回はやはりこの曲を最後に、ということで最後の曲「蝶」
当初の予定はレコ発ライヴでしたがアルバムは発売がちと遅れ
アルバムからの楽曲も多く含まれてはいたものの、
どちらかというと「零発売おめでとうライヴ」に近いものも感じました 笑
セトリで零な楽曲自体はふたつ とは別に、つっこさんの零への愛がうかがえた

そして、完全なるつっこさんひとり(サポートメンバー除く)、な爆音ライヴはよく考えるとほぼ1年ぶり
生誕祭はアンコールでジオレプがあったりしたでね それはそれで楽しかった!けど
つっこさんの歌声だけで完結するライヴは、より一層世界観に浸ることができ
終わった後のさみしさもひとしお
もう「天の樹」あたりからはぁぁあ、ってなってましただ
終始集中して、ぐっと惹きこまれたライヴでした

おまけ
どこかで話していたこと

・「森ガールの反対語は海坊主なんじゃないかなって」 唐突すぎる
・「暑いから、ってみんな足元に扇風機がある。いいなあ〜(←しんくんの扇風機でしばし涼む)
でもわたしのところにあったら貞子みたいになる。
あるいはTMレボリューション。常時追い風…向かい風?状態」


終演後、フロアにはアルバム「天の樹」が流れてましたね ま、まだ聴くわけには!!
と思いつつわりと聴いてしまった 大丈夫、きゅるんきゅるんの「ドロップキック」しか覚えてない 大丈夫 笑
9月は今回披露されなかった楽曲も聴けるんではなかろうか、でわくわくが高まります
今年はまだあと半年ありますが私は9月で既にラストスパートな感じです
一寸先は闇 楽しんでまいりたいところ
今回のライヴもとても楽しかった みなみなさま、おつかれさまあんどありがとうございました!