シアターピエロ

How are you getting along these days, baby?

2013年11月09日(土) 「音の倉EPISODE�W〜新たなる希望〜」前半戦

2013年11月09日(土) 音の倉EPISODE�W〜新たなる希望〜

音倉レコードに縁のある方々が勢ぞろい、な楽しいお祭り
つまりこれが序章ということでしょうか?(突然)

京都も行きたかったなあ、もう今日だなあ、あああ、と思いながら振り返っています 笑

セットリスト

★mai
1.Deep Blue
2.MELODY
3.荊の糸
4.White Rain
5.白い華〜White Garden〜

★Roots
1.Looping 
2.Misty
3.Turquoise Man

★黒瀬友紀
1.warp
2.Ray of light
3.オウム

奥田美和子
1.青空の果て
2.君の手
3.キミだけに
4.僕が生きていたこと
5.1/2

★BugTheMic
1.Bang The Beat Now
2.塀ガール
3.マーマレード★ボーイ
4.Bug Bug Party Night Fire
5.きらきら☆ひかる

★天野月
1.Anywhere
2.天の樹
3.EUPHORIA
4.ZERO
5.BLACK BEE
6.鮫
7.Daisy
8.スナイパー
9.ナイトメア(mai&天野月)
会場はおなじみ表参道GROUND 写真撮り損ねました
今回、5番というすばらしい整理番号を手に入れていたのですが、
いつものように仕事を終えてからレッツ飛行機なので、開演には間に合っても16時の開場には間に合いません
悲しいかな過疎空港 いや贅沢は言っていられない まだ私はアクセスしやすい土地にいる
とにかく ここから歩いて行って間に合うのなら降りていくのに!!などと、列車に揺られながらひとり悶えておりました
※空港から会場までの最短距離20kmなので歩いて行ったら詰みます

息を切らせながら会場に到着した頃には既に入場待ちの列はなく、あぁもうだめだ、と思いきや
遅れて行ったにも関わらず、なんやかんやでとてもとてもよいポジションに落ち着くことができました
ええ 往生際が悪いです すみません
ありがたみと申し訳なさと到着までの緊張感でしばらく手がブルブルしてました
ぼっち参戦のままでは成し得なかったことだよな、とつくづく うぅ ありがたや

しばらくブルブルしておりましたが
ひとさまのお腹を撫でたりしながら(セクハラ)落ち着いてきた頃に開演です

最初に、司会進行、雑談 笑 役として音倉レコードのあれこれを担っている倉子さんが登場
くちびる柄のミニワンピにニーハイ?ブーツ、髪型はなんだか猫耳っぽい べりーきゅーとです
バックバンドの方々を含めると、今回の出演者は18人(…のはず)という大所帯だそう

ぽんぽんぽんといきましょう

トップバッター mai
おなかが見えるタンクトップにサスペンダーで吊ったハイウエストのカーゴパンツ 手首には黒いアクセサリー
闘志みなぎる可愛らしくも勇ましい出で立ち

maiちゃんのステージは2011年の「ゆく音くる音vol.2」以来ですね
まー大人っぽくなって!!と親戚のおばさんみたいなことを口走ってしまいますわ
見た目の美しさだけでなく、歌唱力もぐんとパワーアップした印象です
安定感は増しても歌声の澄んだ儚さはそのまま 安心して聴いていられます
仕草にも貫禄が出てきたというか 1度しかステージ見たことないのに何言ってんだって感じですけど
おお、かっこいいな、と思ったですね

密かにmai名義の4作品は全部持ってるのね蟲さん 「東京少年」もDVDで聴けるし
「白い華」だけを目当てに今回のアルバムを買うのもな、とシビアに考えていたのに(だって私には本命がいる)
ええ 買いましたの ライヴの良さに後押しされる結果となりました ほほ

「MELODY」が聴けたのが個人的に嬉しかったです かわいい
「君の家でも大地に木は生えてるの?」の部分がいっとう好き 天野さんの詞だねこれ

MCハイライト
・maiちゃんのバックはギターが平井武士さん、ベースが山田章典さん、ドラムが武並J.J俊明さん
ひとりひとりにコッテコテのキャッチコピーをつけてきたらしく、おもむろにカンペを取りだしメンバー紹介
 私のような鳥頭はもう忘れてもうてますけどもね、○○(地名)が生んだ天才、みたいなノリです
 全体的にちょっと恥ずかしい感じなのですが 笑
 嘘か本当か、「ご本人が考えました」と笑顔で言い放つmaiちゃんにどえすさまの片鱗が見えました
・来年からは本名の吉田茉以名義で活動します、と宣言
 正直、これまでの長いお休み期間の間に、maiちゃんはいったいどこへ行くのか…?
 と思っていたので がんばってほしいです(偉そうに) 陰ながら応援しております

2組目 Roots
東川遥さん(ボーカル、作詞)とhitomi380さん(キーボード、作曲)のユニットです
おふたりともTシャツにジーンズというラフな服装
遥さんは1曲目まで頭に民族衣装のような巨大な羽根飾り(なんて言うんだろうあれ)を付けておりました
口で説明するより実際に見たほうが早いですね これです

すごかろう ナチュラルに似合ってしまう遥さん、すてきだ かっこよかったす

全然関係ないのですが
私の隣にいた方が開演前からずっと小声でブツブツ、私が動くたび腕で押し退けてくる、な状態でして
ちょっと うん どうしたの?大丈夫?なんか文句あるなら直接言ってくれませんかね な感じで
遥さん登場時にも「オッホフwwそうくるかwwwドゥフww」みたいに小声でブツブツ独り言をかましてらして
楽しんでいるのはとても良いことだけど なんというか 相容れない
ライヴ前半(というか遥さん)を振り返ろうとするたび微妙にイライラするので書きましたわ ごめんなさいね
でまあ 出オチ扱いで笑うところだったのかは不明ですけど、羽根つき遥さんかっこよかったす(2回目)

遥さんのいちばん新しい記憶はやはり「ゆく音くる音vol.2」
東川遥、ジオレプ、ぶらんち★のミラクル3変化は強烈だった…
あれから2年あまり経ったんですね 変わらずの美少女っぷり&低音ボイスにクラクラきました
歌声もやはりパワフルで、あなたもうマイクいらないでしょう!!(←誰だ私は)、と思うことしきり
というか 私の感想なんかより遥さんのブログ読んだほうがいいす まじ

猫が背中に(東川遥さんブログ):音の倉のこと音の倉のこと2

本当に、カメレオンのような人だな、と思います
臨機応変であることと、自分がなくて流されているだけ、は全く違いますものね
遥さんの場合、いつだって瞬時に相手の望む姿になれるけど、軸はぶれずにある
そこがすごいだほんとに なんだよ化けもんか(不適切な表現ですが褒めています)

みやおさんは天野ファンにとって「あのボーリングが上手な!」というイメージが強いですが 笑
「ドロップキック(天野ver.)」と「Happy Birthday」の編曲もされていた方ですね
笑顔で楽しげに、ときおり歌いながら軽快にキーボードを弾く姿が素敵でした
みやおさんは、静止状態だとマネキンに見える(人によってはやはり不適切な表現ですが褒めています)

「Looping」で得られる、脳に黒いインクがじわじわ染みてくる感触と、
なにがしかのオープニングのような「Misty」のキャッチーさ
あんど、「Turquoise Man」のジャニーズ顔負けな爽やかさ
掴めないな
「Misty」はTMRっぽいよね、と言われとても納得 脳内再生余裕でした

力強いかっこよさを振りまいていたのに、
去り際に見えた?(どのタイミングだったかなあ)、
お尻のポケットに仕込まれたチキンラーメンタオルがお茶目でツボでした
これはよいステマ 笑
ファンの方から贈られたもの、だったと思う 私の記憶はあてにならない

MCハイライト
・Rootsのシングルと東川遥のアルバムをセットで購入すると、
 マグカップやトートバッグ、写真が特典としてつくよ、ぜひお買い求めください、
とセールストークしつつ
「え、マグカップ?(笑)。ふっ(←鼻で笑いながら)、マグカップて(笑)な、
謙虚なあなたには写真がおすすめです。かさばらないし」
じゃんじゃかdisられるマグカップ 不憫だ 笑
文字にするとなんのこっちゃわからんな

3組目 黒瀬友紀
音倉期待の新人さんです
服装はアー写と同じ、黒のフリフリヒラヒラなワンピース
個人的にはメガネが本体なんじゃないかな、と思っているのですがそれはさておき
maiちゃんと同じメンバーを背にマイクの前まで歩み寄り、手を高く掲げ
まずはじめに発した言葉は

「 ぽ ん ち !」

明瞭、かつ大音量の叫びにしんと静まる会場
よく言えば、圧倒されたのか
そうでないとしたら、戸惑いの波が広がった そんな感じ
回数を重ねるうちに、ぽんちキター!いよっ、待ってました!あんたが大将!
といった反応が返ってくるようになるのだと思います
まあ大将は冗談ですけど そんなふうになるといいな、ってことです
別に馬鹿にしてるわけじゃないからな

warp 」は言葉をぐしゅぐしゅに崩しているCD音源(つべの公式で聴けるもの)よりも、
単語がくっきりとして聴きやすいライヴの歌唱のほうが個人的には好きでした
なにせバンドの音が一段とかっこいいし 生の素晴らしさよ…

そんな1曲目はわりと直立不動の黒瀬さん、だったけど
2曲目の「Ray of light」でのサビ、及びだーんすだーんすな部分では、
ちょっとした振り付けと軽やかなステップを見せており
ニコ生でのアクロバティックな動きからは想像できない…いやちょっと想像できるかも、うむむ
最後の「オウム」は甘い歌声でしたね
まだ、会場との一体感は得られないけど 堂々とした初ステージだったと思うのです
黒瀬さんもまた、たくさんの人に支えられここに立っているんだよな、と思うと、胸が熱いです
ブログも貼っとこう
森のうかれポンチ!:(。・ω・)ノオツ�i♪音の倉EPISODE4〜新たなる希望〜★
あと、、天野さんにこんなやさしさが(失礼)

ところで、バケツをかぶっては、と聞こえるあたりは、本当にバケツと歌っているのでしょうか?
(CD買えよという話)

MCハイライト
・渾身のぽんち&レスポンス 笑
・ライヴでの黒瀬さんの喋りは倖田來未っぽい(なまってる+お姉さん目線)
・私のこと、前から知ってるよーって人手を挙げて
 →前とはいつか?存在は知ってるけどライヴは初めてだから手は挙げられない、であろう人が多数
 →挙手がさみしいことに 聞き方、大事だな……
・「音の倉を盛り上げよう!という趣旨で始まったニコ生…なんと…来週も…あります!!」
 当たり前にこれからも毎週あるもんだと思ってましたすみません

4組目 奥田美和子
倉子さんの思い出話とご紹介の後に登場
濃紺のロングドレスに雨のように流れるネックレス、高いピンヒール
ライヴというよりも、コンサートを連想させる佇まいです
おそろしいまでに線が細く、シルエットが非常にうつくしい
歌う姿も圧巻で、表情、声色、言葉の紡ぎ方 すべてが抒情的でした

今昔のヒット曲をろくに知らない私でも、「青空の果て」は聴いたことがあります
某鬼の人に夢中すぎて(あなたがいれば他には誰もいなくていい状態だな 私の性質 変わってない)
CDやなにかは持ってはいなかったですけど、好き、に分類されていた曲でした
雨と夢のあとに」は、もっと好き、です それは今関係ないな
当時、あぁこれはとても良い、と思った曲を、まさか10年経った今、期せずして聴けるとは
不思議なことです、とても でもって嬉しかった
魅せられましたわ

MCハイライト
電波の悪いラジオのような天野さんのMCに慣れているため(←悪口じゃないからな)
奥田さんの、息継ぎさえしていないのではないか?な勢いのMCは新鮮でした 笑
淀みなく流れる川のごとし…
その内容に関しては奥田さんのブログにすべて書かれておりますゆえ
↓オフィシャルブログ3連続でどうぞ
音の倉 EPISODE4〜新たなる希望〜を終えて
「音の倉」ライブに出演を決めた理由
「音の倉」サポートメンバー紹介〜縁〜

じんわりしてしまうね。

短いけどひとまずここまで
続きは次の記事にて