シアターピエロ

How are you getting along these days, baby?

口からボルトは出てこない

これの続き


絵柄がたくさんあったメッセージカード 私は目つきの悪いコウモリでした ふふふ
後ろのカードは3月のライヴの予約控えでございます

書き忘れましたが、ファンクラブイベント内ではステージからの記念撮影タイムがありました
みんなコスプレしてきてくれたから一緒に撮ろうよ!ってやつです ウォーうれしい
「この写真はツイッターやブログに載せるから、顔出ししたくないひとはこうしてね」と言いながら、
揃えた人差し指と中指(ピースを閉じた状態)で目元を隠す天野さん かわいい(5回目)
どうしよう隠すか、でもそんなに大きく写らないだろうからいいや、思い出になるし!
ということでノーガードで写った、ら、ヒィー汗で前髪がペットペトやないか!!
そして安定のひきつった表情 写真を撮られるのが苦手でよ けどそれもまた 思い出だから…

天野さんが高らかに掲げたふわふわうんこで顔が隠れちゃうかも、でもそれはそれでおいしいね、
なんて話しておりましたが 笑
撮影した倉子さんの高い技術力によって見事にみなさんノーうんこで写っておりました 素晴らしい
3回撮り直したのはきっとうんポジを調整していたのでしょう(表現!!!)
集合写真はこの記事の最後に載っております ほんと、なんの集まりだ 笑

で、私はこのようなコスプレでした

普段着じゃないよ
そしてなぜ画像が横になるの(クリックすると縦なのに)

続きに完成までの紆余曲折について書いてあるので暇な方は読んでくだると報われます
怨念がこもっているのでかなり長いです ライヴレポより長い
ガチオタならば言わずともわかるとは思いますが、そう、「箱庭」です
コス告知前に、髪をね、切ってしまって 短い髪でできるコスに絞ったら箱庭一択でした
「月」の星の王子さまスタイルもよいけど(天野さん断髪直後だし シチュエーションまで同じだ)
私の場合、箱庭のあの今着ると時代錯誤な服装のほうが似合うんじゃないかと
上から割烹着とか着てそうな感じね…

重要アイテムのトマトですが、小道具禁止だったのでキーホルダータイプを購入し鞄につけていきました
そうすれば一目で偽物とわかる!でも超リアル!完璧です ボルトは危険物なので無しですだよ

で スカートは当初、既製品で間に合わせるつもりでした
なんとなく雰囲気が似ているものがあるだろうと、安易に考えていたのです……

ジャケットだけだとわかりにくいのでMVをチェック







花のような、蔦のような 規則的な細かい植物柄であることがわかります
色は白地に黒の模様 よーく見るとプリーツが入っている、しかもこの広がり方を見るに、ボックスプリーツです
ジャケットではミニスカートに見えますが実際は結構なロングスカート
これらを満たすスカートを探さねばなりません よーし検索の鬼になるぞ〜!

………ない。

まずこういう柄のスカートで白地に黒、がありません
細かい小花柄があった!と思うと大体が黒地に白 しかもひだのないシフォン だいぶ印象が違います
調べるうちに「ダマスク柄」とか「アラベスク柄」で検索すると似たものがヒットするということがわかりました
が、柄が似てる!と思ってもミニスカだったりプリーツじゃなかったり 別物すぎる

なんというか、当たり前なんですけど、全部いまどきなんですよね 若々しいというか
モノトーンでも艶とハリのある生地、大きめの花柄が多い
だからってちょっとマダム寄りのものを探すと一面薔薇柄だったりして妙にゴージャス
本当にね あの独特な柄を再現できるものがないのです
ファッション通販サイト以外にオークションでも探しましたがどれもなんか違うんだよ

妥協に妥協を重ねていざとなったらこれにしよう、安いしプリーツだし丈が長いし と思っていたスカートも
ちょっと目を離した隙に完売(マジか)


もうだめだ……もう無理…諦める…

諦めて、作るしかない


買いました、布
白地に黒がなかったのでグレーに黒なのですが 柄が細かいし、これがいちばんイメージに近かった
(念のため検索したら白地に黒もありました
なぜ今更見つかる!!!!!!涙 でも7日以内に発送になってるし、いざ注文したら在庫がないんだきっとそうだ…そう思いたい…)


服をゼロから作るのは家庭科の授業以来です つまりスキルゼロ
調べに調べて ミシン、プリーツ固定液、コンシールファスナー&押さえ、伸び止めテープ、接着芯、ホック
このあたりがあればなんとかなることが判明 作り方を読みつつあとはもうフィーリングで


必死すぎて途中経過の写真が全然残ってないのですが これはまつり縫いが地獄すぎて撮ったもよう


ファスナー付けが終わったところ 表から思いっきり見えてしまってますが、
これでも3回付け直したのです(裏表間違えた、縫い目がずれた などで) 不器用にもほどがある!
毎日ちょっとずつ進めて、約1週間で完成しました 初めてにしてはまあまあの出来 と いうことでひとつ


ワイシャツもね、これはさすがにどこにでもあるだろう、と思っていましたよね

でもよく見てください 丸襟なのです


丸襟、胸ポケットなし、七分丈、無地の白

もう秋だからでしょうか?意外と売ってない
丸襟にこだわると長袖しかありません 七分あった!と思っても素材感が違ったり なんかくしゅくしゅしてる
1万超えのものならそれっぽいのが見つかるけどさすがに買えず(他で着る機会がないので)

さすがにシャツは作れないのでネットでセミオーダーしました
襟の形、袖の長さなど 用意された型を組み合わせて作るシャツです
セミオーダーですので、送られてくるまで結構時間がかかるそう 目安は2週間くらい
でもこれで安心 プロが仕上げたシャツならば、手作りスカートの拙さを補えるでしょう
が、届いてびっくり

長袖じゃねえかよ!!!!!!!!

届いたのは、ライヴまであと6日、という日でした 日曜日なので問い合わせも繋がりません
発送のタイムラグなど考えると今から作り直してもらっても間に合うとは到底思えず
というかそんなにすぐに作ってくれるもの?本来2週間でしょ?急いだらまた間違えるかもよ?どうなん?
焦って焦って焦りながらも丁寧な文面で怒りの要望メール+補足の怒りメールを5通ほど送り
最終的には、近所の店で急ぎでお直ししてもらえば間に合いそうなのでもう作り直さなくても大丈夫です、
と勝手に解決しましたメールを送り それらのメールすべてに明日電話します、と書き添え

改めて振り返ると、かなり引きますね キチガイクレーマー感あります 悪いのは店とはいえ

最初から近所でお直ししてもらうことを思いつけばよかったんですけどなかなかそこにたどり着かずこの有様です
翌月曜日に電話をしたところ、こちらが名乗った瞬間平身低頭で謝られ、
袖お直し分の料金+手間賃を返金してくれることになりましたし、
シャツも近所のお店でちゃんと希望の形に仕上げてもらえたので結果的に問題はなかったのですが
(ついでにボタンつけてる糸の色も白に付け替えてもらった 水色の糸とかありえないですわ)
本当に焦りました セミオーダーはもっと余裕を持って注文しないといけないことがよくわかりましたで…


ジャケットを意識するとこうなる
箱庭の、大和撫子と見せかけて実はそうでもない、むしろとんでもない女、なところが好き
私は見た目通りのコミュ障芋子ですけどね 性格はお察し

靴下はなんなく入手、靴はよくわからなかったのでオークションでそれっぽくなりそうなものを入手



黒の、ヒールが高いミュールだと思うんだけどなんだろう ジャケットは白の靴に見えるし

とまあひとりで大回転しつつも トータルで満足のいく仕上がりとなりました
お友達に「蟲さんやっぱり箱庭だ!笑」と言われて なんでばれたの と思いましたが
私のツイッターのプロフ画面を開けば一目瞭然でした 熱い箱庭推し!!


みどり大好きなラブディーラーさんと偶然エイプリルコンビになったよ
発売日が同じ、と天野さんに言われてあとから気付いた
※補足 箱庭には4月1日発売の先行盤と6月1日の通常版があるので、
 8cmシングルのLDは4月じゃなくて6月1日に同時発売されたのかもしれない 持ってなくて確認できない
 でもエイプリルの方が語呂がいいからそう呼びたい
顔を隠すとまるで双子(ほんとは私のほうが頭がでかいよ)
昭和の女と、ゴージャスな日陰の女 このギャップがツボ