2015年10月31日(土) 天野月「ジュウゴネンジャー前夜祭」
2015年10月31日(土) ジュウゴネンジャー前夜祭
- セットリスト -
1.菩提樹
2.Love Dealer
3.混沌 -chaos-
4.Treasure
5.刺青
6.プルチネッラの涙
7.CRITICAL ERROR
8.月
9.鳥籠-in this cage-
10.Devil Flamingo
11.イデア
12.BLACK BEE
13.人魚
14.ステロイド
15.ミサイル
16.鮫
17.BLACK BEAUTY
18.巨大獣
19.カメリア(アンコール)
雑音生活：ジュウゴネンジャー前夜祭写真日記（下）。
本番です
この日食べた唯一まともな食事 昼食です
いったん退場し例のチケット予約を済ませた後、
まだ18時の開場まで時間があったので最寄りのカフェーへ
もう夕方、寒いしこれから体力使うから軽くおゆはん食べたいな、なんだけど
歯ブラシをホテルに預けてしまったことを思い出し食事は我慢 なんたる失態よ
ちびちびオレンジジュースを吸います
固形物を食べるとね、矯正の器具とフューチャリングしてしまうので ライヴ中ずっと口の中カオスになるのです
絡まないアイスとかもあったけど 寒い寒い！OPPになる！
この失態があとで活きてきますよ 活きてほしくなかった…みんなごはんはちゃんと食べよう…
今年中に外せたら来年はつるつるの歯で躊躇なく間食できるようになりたいなあ
ということで着替えなし、昼以降飯抜きのまま本日2度目のライヴでございます
日が暮れて寒さを増した屋外での入場待ち
一応カーディガンは持ってきたけどシャツが毛だらけになるのが嫌で結局着ないまま 謎のこだわり
震えながら歩道に並んでいるとどこからか漂ってくる香ばしいかほり
初台DOORSのほぼ隣、牛角なんですね 空腹のおゆはんどきには辛い立地
ここで肉食べてから会場入りして周りから「なんか臭くない？」と言われた人、過去に絶対いると思う！いないかな
どんだけ精力つけていくんだよって話ですね
お肉に思いを馳せながら入場し、開演を待つこと小一時間
菩提樹SEとともにいつもの裏ナレ…影アナ？の内容は 忘れ…いや、思い出したぞ！
15年前のちょうど今頃、最初にレコーディングすることになった曲のデモテープを聞いてもらっていて、
じゃあ来週レコーディングしよう、と言われた、みたいな話だったはずだ
そして本日のバックバンドのお三方が登場
ギター平井武士、ベース山田章典、ドラム武並J.J俊明(敬称略)
山田DSPは洒落たメガネ男子っぷりを披露し女子のハートをわしづかみしていたもようです
私はまだアラレメガネ女子な天野さんに萌えていたのでダメージは少なめでした いつまで浸っている
暗転した会場に颯爽と現れた天野さん
先程とはうって変わってゴージャスないでたち！
元服ドレスで大胆に肩を出していらっしゃる
私はギター側にいたので、あの白いホワホワの袖は攻撃力が高そうだな、と変なことを考えてしまいまして
天の樹以来のあふれるラスボス感 どうやって倒せばいいの 歌う・祈るとかも効かなさそうで…強い…
「菩提樹」スタートは私がライヴに行き始めてから初めてなのでは？
と思って調べたら2014年のファンクラブイベントでやってましたね おう行けなかったやつじゃねえか(京都)
ギチギチギチギチ…なので、この日スタートできてようございました 15周年の幕開けはもうすぐ
これまでを踏襲するもよし、壊していくもよし
積み重ねてきたすべてに愛を持って歌を届けてほしいですね
何したってどうしたって文句言う人はいるんだから、思うがままに歌えばいい
「Love Dealer」
イントロの時点できたきたきたー！となりました、VOICE OTOKURAでも聴けたけどバンドサウンドでは初
あのめくるめく昭和のかほり漂う振り付けを見ることができてうれしみ
しかし前回アコースティックで小粋に歌ってらしたし、今後はもう踊ってくれない感じ？
と思っていたから振り付けの予習復習なんて微塵もしていない ゆえに見よう見まねで踊れてない自分よ
梟のときも同じこと言ってましたね…学習しない…
ギターを持たずスタンドマイクで艶やかに歌う天野さんはステキでした
ここでMC
Love Dealerはもともと8�pシングル
当時100円という破格で「箱庭」と同時発売されるもその存在を知る者は…な日陰の女
日陰の女なこの曲を今日やれてよかった、てなお話だった、はず
(私これずっと発売日は4月1日だと思って、だからコスプレもエイプリルコンビになったー！って喜んでいたんだけど
2001年6月1日に同時発売の間違いだね？？？エイプリルではなかった ごめんよLD
4月1日に世に出たのは「箱庭」の先行発売盤だけだったんや…おそらく…ますます日陰の女、LD 好きよLD)
15周年を目前にして歌う「混沌」は、
何年活動しても根っこにあるハングリーさは変わらないのだと感じさせます
聴き手よりも作り手に響く楽曲かもしれないな、だからいつもハブられるリクエストから外れるのかも、とも
個人的に混沌の塔を見てきました の話はまた後日
「Treasure」はねえほんと なんだろうな 尊さがさ〜…
だめだな ここから言葉にならないゾーン入ってますわ
でもいったんMC
「わたしは追いかけるタイプでも、ずっと待っているというタイプでもない、どこにも行けないけど、
いつでもここに存在している。そういうわたしが菩提樹という曲でメジャーデビューできたことを今でも嬉しく思う。
これから歌う曲も、そういう曲たち」
となればもう
私を決壊させる「刺青」だよ ううう
泣きはしないのよ 何度も言うがライヴで泣くということはない 氷の女だので(最悪)
でも聴くたびに、思い出のようで物語のようなその世界観と喪失感に共鳴してきゅっとするだから
うう やっぱりいちばん好き
どこにも行かないし追いかけないし戻ってきてほしいわけじゃないけど、
どこかへいなくなっちゃった誰かのことはずっと覚えてるよ
そんな生き方は切ない
でも好きです
からの「プルチネッラの涙」はずるい
イントロの、鐘の音？みたいなところで天野さんがこう 地団駄じゃないけど
ねじまき式のお人形みたいな動きをしていたのは可愛かった
可愛かったんだけど刺青のあとだと完全にストーリー繋がってしまっていましてこの度は
見送った君の行方が見えていた場合の未来 みたいになってしまっていまして
死んでしまいます(辛さ)
そこからさらに「CRITICAL ERROR」に繋いでいくあたりドSの所業ですかね
達観からヤンデレルート入りましたかでももう手遅れだよと言いたくなるこの感じ
私は一体何をしているのか？？？ライヴで、曲を聴いているはずでは？？？小説読んでるの？妄想？
バンド形式の「CRITICAL ERROR」は少しずつ壊れて乱れていく様がハードに描かれ
刺青の余韻にやられていなければもっと心に刻みついたはず
刺青を聴くとその後思考が停止するのほんとどうにかしたいですね
MC
たぶん、元服の衣装の話、をしていた、気がする…？違うかもしれない
「ずっと話したかったけど今日まで我慢していた」のとことで
遠くから見るとヒョウ柄に見えるけど、スカートを広げてよく見ると鳥の羽根の柄なのです
鳥籠と、零と、ブラックビューティー
それらのイメージを足して、飛べない鳥のエミュー、が裏テーマなのだとか
そういえば以前にこんなツイートをしておりましたね
あとどこかで衣装の内部に装着してるケーブル？を後ろ向いて直していた 笑
「わかる？ずっとシートベルトしてる感じ…」とか言いながらもぞもぞ
見守りながらも客席がざわ…としていたのは先程のファンクラブイベントでポロリ事件のことを聞いていたためか
シュールな画その1でございました
そしてアルバム元服の中から2曲
「月」と「鳥籠」だったんだけど
正直このあたりから記憶おぼろです
後半戦の7曲ノンストップだったものですから
7曲てあなた！！一瞬で過ぎ去ったわよ！！！！
しかし聴く側で言うならば、曲目はそこまでハード、ではありません
「Devil Flamingo」「イデア」「BLACK BEE」「人魚」
ここまではノリつつもまだゆるゆるしながら手を挙げてる感じ 人魚が特にゆるい(歌詞もゆるい 笑)
そしてライヴで「イデア」は初めてです、聴くの久しぶりすぎてサビのところ何て叫ぶんだっけ？ってなりました
日常のテンションが下がりすぎている証拠ですね 天野さんと嫌なルーチンワーク切り離して生きたさ
「ポケットの中 詰めた過去より変わりゆく今を愛そう日記の文字眺めてても 明日は見えない」
この歌詞が好きなんですよねイデアは
輝かしい過去の栄光や楽しかった日々、思い出のあの人、のことばかり繰り返し話して聞かせる人生ではなく、
いつだって今を、未来を生きていたい 写真の中のあなたも大好きだけど、今ここで輝くあなたを見ていたい
そしてあなたにも今の私を見てほしい
と、言いつつ形に残るあれやこれやを集めて思い出も保管して私は箱庭を作り続けるのですが
矛盾！ひきこもり！
あっそろそろまずいな…となってきたのは
「ステロイド」「ミサイル」「鮫」の流れ
飯抜きの波がここにきて襲い来るという すきっ腹にステロイド 体に悪そう
だけど「ステロイド」は今年のAMNで投票した聴きたい曲、だったのです だから嬉しくて！
(今年だったか？去年だったっけ？もう毎年のことでわけわかんなくなってきてる でも聴きたかった)
そういえばMCで「今日は上位にも下位にも入らない、レアな中間曲をやる」って言ってた気がします
ステロイドのよいところ は 私がなんか言うと卑猥な感じになるので口をつぐむなどしたいです 突然の恥じらい
箱庭のカップリングがこれなの、語呂合わせじゃなくても表裏って感じがしていいよね
今回また聴けてよかった 掴んで揺らして離さないで！
でねこのあたりで正直休みたかった なぜなら空腹だったから しかし天野さんはそれを許さなかった
ミサイル打ち上げ鮫を放つ
ならばこちらも負けじと拳を振り上げ殺されてたまるかの精神で迎え撃つほかありません
ヘロヘロになったけど楽しかったー！
みんなごはんはちゃんと食べよう(教訓 大事なことなので2回)
で、天野さんも歌い終えてからしばしハーハー言っておる
ステージ中央のスピーカーに座っちゃったりなんかして よっこいしょってなもんで おばあちゃんなの！！？笑
それをやさしく見守る客席……シュールな画その2でございました
歌い終えてへばっても 笑 歌声はガンガンに響いていたのですばらしかでしたのよ
そして新曲、長めのMC
私の言葉でまとめるとまとまらなくてアメーバみたいになるから天野さんのブログからコピペで失礼
「ネットを経由して人と繋がる時代。
実際に会って、その場の表情とかを眺めながら話をするわけじゃないから、
言葉を読む力も必要だけど、
言葉を綴る力も必要になってるなぁと感じます。
言葉は必要以上に武器になるのでね。
武器になると分かっているから、お口にチャックする事も多い。
揚げ足を取られるから、言葉を選ぶ事だってある。
面と向かって話をしているようにはいかない。
ほんのちょっとした言葉や行動が、自分を全く知らない人の元へ拡散されていく。
誰だって傷つけるのは怖い。傷つくのも怖い。
輪を乱さないように、はみ出ないように、はみ出て打たれないように、人は頭を使う。
それは、綺麗にする事に似ている。
でこぼこの地面をならす事に似ている。
シミにならないようについた汚れを洗い流す事に似ている。
感情をなくす事に似ている。
そんな事がずっと続いたら、いつか世界は漂白されてしまう。
そんな事を思って書いた曲です、BLACK BEAUTY。」
今は相互監視社会だ、のあたりでうんうんそうそうって強く頷いた記憶
罪や間違いが許されない時代になったなと思います
許されない罪を風化させず後世に語り継ぐこと、は必要だけど、
その範囲がずいぶんと広く、個人間の些細なことにまで波及しているわけですね
ちょっとした言葉の選び方であるとか 当人同士にしかわからないニュアンスであるとか
これは罪だと、道義に反することだと 好奇心を正義感という言葉で肯定し、攻撃する
まあ面白いけどね 他人の揚げ足を取るのも事実を捻じ曲げて解釈するのも
私も心の中ですることあるし、好感を持たない相手なら見てていい気味だなって思うことも多いよ
何が正しいとかどうでもよくてただのストレス解消で生贄を探してるだけだもんね 最高の娯楽だね
でも自分がその対象だったらどうか 怖いな もう何も話したくなくなって、どこにもいない存在になるでしょうね
結局自分が漂白されて何も残らなくて下手したら世界はただのゴミクズになってしまうわけだ
って考えるとやっぱり これじゃだめだ お互いフラットにものを見ていかなきゃだめだな
みんな仲良くなんてしなくていいけど(会う人みな友達なんて嘘くさくて反吐が出るよ)
違いを認めて愛し合う努力というやつです
忘れないようにしなければな…難しいけどな…私は嫌いが多すぎる
曲については、乾いた砂埃が目に口に喉にどんどん入ってきてどうしようもない感じ
鬱屈としたメロディーに尖ったアレンジ、力強い天野さんの歌声
言葉で説明したところで何も伝わりはしません はやくCDを！！！！
気付けば最後の曲 「巨大獣」
この日の巨大獣はやけにさみしかったです もういなくなるのかって
なんで天野さんもう帰っちゃうの？※会場の貸し出し時間を過ぎると怒られるからです
アンコールは「カメリア」
天野さんに出会ってたかが数年とはいえ、今までたくさんのカメリアを聴いてきました
バンド形式で叫ぶように歌うカメリアも大好きだけれど、
ギターを抱えてひとり歌うカメリアがいちばん好きだなってこの日改めて思うたのですよ
天野さんがいて、ギターを弾いて、お客さんがいて それだけでいいと思った、この曲は
バックバンドをないがしろにしているわけではないからな！！念のために書くけど！！
妙に元気な挨拶と告知をし(ほんとに元気だった 具体的に言うと声が大きかった)天野さんが去り
客電は点いたけどまだ流れている菩提樹、を聴きながらもう1回アンコールしたい気持ちを抑えつつ終演です
楽しいのに帰らなきゃいけないのかなしすぎて
でも帰るよ大人だから ロンTも買ったよ大人だから(金の力)
あぁやっぱりオラついた男子中学生になる！けどかわいい！
- セットリスト -
1.菩提樹
2.Love Dealer
3.混沌 -chaos-
4.Treasure
5.刺青
6.プルチネッラの涙
7.CRITICAL ERROR
8.月
9.鳥籠-in this cage-
10.Devil Flamingo
11.イデア
12.BLACK BEE
13.人魚
14.ステロイド
15.ミサイル
16.鮫
17.BLACK BEAUTY
18.巨大獣
19.カメリア(アンコール)
雑音生活：ジュウゴネンジャー前夜祭写真日記（下）。
本番です
この日食べた唯一まともな食事 昼食です
いったん退場し例のチケット予約を済ませた後、
まだ18時の開場まで時間があったので最寄りのカフェーへ
もう夕方、寒いしこれから体力使うから軽くおゆはん食べたいな、なんだけど
歯ブラシをホテルに預けてしまったことを思い出し食事は我慢 なんたる失態よ
ちびちびオレンジジュースを吸います
固形物を食べるとね、矯正の器具とフューチャリングしてしまうので ライヴ中ずっと口の中カオスになるのです
絡まないアイスとかもあったけど 寒い寒い！OPPになる！
この失態があとで活きてきますよ 活きてほしくなかった…みんなごはんはちゃんと食べよう…
今年中に外せたら来年はつるつるの歯で躊躇なく間食できるようになりたいなあ
ということで着替えなし、昼以降飯抜きのまま本日2度目のライヴでございます
日が暮れて寒さを増した屋外での入場待ち
一応カーディガンは持ってきたけどシャツが毛だらけになるのが嫌で結局着ないまま 謎のこだわり
震えながら歩道に並んでいるとどこからか漂ってくる香ばしいかほり
初台DOORSのほぼ隣、牛角なんですね 空腹のおゆはんどきには辛い立地
ここで肉食べてから会場入りして周りから「なんか臭くない？」と言われた人、過去に絶対いると思う！いないかな
どんだけ精力つけていくんだよって話ですね
お肉に思いを馳せながら入場し、開演を待つこと小一時間
菩提樹SEとともにいつもの裏ナレ…影アナ？の内容は 忘れ…いや、思い出したぞ！
15年前のちょうど今頃、最初にレコーディングすることになった曲のデモテープを聞いてもらっていて、
じゃあ来週レコーディングしよう、と言われた、みたいな話だったはずだ
そして本日のバックバンドのお三方が登場
ギター平井武士、ベース山田章典、ドラム武並J.J俊明(敬称略)
山田DSPは洒落たメガネ男子っぷりを披露し女子のハートをわしづかみしていたもようです
私はまだアラレメガネ女子な天野さんに萌えていたのでダメージは少なめでした いつまで浸っている
暗転した会場に颯爽と現れた天野さん
先程とはうって変わってゴージャスないでたち！
元服ドレスで大胆に肩を出していらっしゃる
私はギター側にいたので、あの白いホワホワの袖は攻撃力が高そうだな、と変なことを考えてしまいまして
天の樹以来のあふれるラスボス感 どうやって倒せばいいの 歌う・祈るとかも効かなさそうで…強い…
「菩提樹」スタートは私がライヴに行き始めてから初めてなのでは？
と思って調べたら2014年のファンクラブイベントでやってましたね おう行けなかったやつじゃねえか(京都)
ギチギチギチギチ…なので、この日スタートできてようございました 15周年の幕開けはもうすぐ
これまでを踏襲するもよし、壊していくもよし
積み重ねてきたすべてに愛を持って歌を届けてほしいですね
何したってどうしたって文句言う人はいるんだから、思うがままに歌えばいい
「Love Dealer」
イントロの時点できたきたきたー！となりました、VOICE OTOKURAでも聴けたけどバンドサウンドでは初
あのめくるめく昭和のかほり漂う振り付けを見ることができてうれしみ
しかし前回アコースティックで小粋に歌ってらしたし、今後はもう踊ってくれない感じ？
と思っていたから振り付けの予習復習なんて微塵もしていない ゆえに見よう見まねで踊れてない自分よ
梟のときも同じこと言ってましたね…学習しない…
ギターを持たずスタンドマイクで艶やかに歌う天野さんはステキでした
ここでMC
Love Dealerはもともと8�pシングル
当時100円という破格で「箱庭」と同時発売されるもその存在を知る者は…な日陰の女
日陰の女なこの曲を今日やれてよかった、てなお話だった、はず
(私これずっと発売日は4月1日だと思って、だからコスプレもエイプリルコンビになったー！って喜んでいたんだけど
2001年6月1日に同時発売の間違いだね？？？エイプリルではなかった ごめんよLD
4月1日に世に出たのは「箱庭」の先行発売盤だけだったんや…おそらく…ますます日陰の女、LD 好きよLD)
15周年を目前にして歌う「混沌」は、
何年活動しても根っこにあるハングリーさは変わらないのだと感じさせます
聴き手よりも作り手に響く楽曲かもしれないな、だからいつも
個人的に混沌の塔を見てきました の話はまた後日
「Treasure」はねえほんと なんだろうな 尊さがさ〜…
だめだな ここから言葉にならないゾーン入ってますわ
でもいったんMC
「わたしは追いかけるタイプでも、ずっと待っているというタイプでもない、どこにも行けないけど、
いつでもここに存在している。そういうわたしが菩提樹という曲でメジャーデビューできたことを今でも嬉しく思う。
これから歌う曲も、そういう曲たち」
となればもう
私を決壊させる「刺青」だよ ううう
泣きはしないのよ 何度も言うがライヴで泣くということはない 氷の女だので(最悪)
でも聴くたびに、思い出のようで物語のようなその世界観と喪失感に共鳴してきゅっとするだから
うう やっぱりいちばん好き
どこにも行かないし追いかけないし戻ってきてほしいわけじゃないけど、
どこかへいなくなっちゃった誰かのことはずっと覚えてるよ
そんな生き方は切ない
でも好きです
からの「プルチネッラの涙」はずるい
イントロの、鐘の音？みたいなところで天野さんがこう 地団駄じゃないけど
ねじまき式のお人形みたいな動きをしていたのは可愛かった
可愛かったんだけど刺青のあとだと完全にストーリー繋がってしまっていましてこの度は
見送った君の行方が見えていた場合の未来 みたいになってしまっていまして
死んでしまいます(辛さ)
そこからさらに「CRITICAL ERROR」に繋いでいくあたりドSの所業ですかね
達観からヤンデレルート入りましたかでももう手遅れだよと言いたくなるこの感じ
私は一体何をしているのか？？？ライヴで、曲を聴いているはずでは？？？小説読んでるの？妄想？
バンド形式の「CRITICAL ERROR」は少しずつ壊れて乱れていく様がハードに描かれ
刺青の余韻にやられていなければもっと心に刻みついたはず
刺青を聴くとその後思考が停止するのほんとどうにかしたいですね
MC
たぶん、元服の衣装の話、をしていた、気がする…？違うかもしれない
「ずっと話したかったけど今日まで我慢していた」のとことで
遠くから見るとヒョウ柄に見えるけど、スカートを広げてよく見ると鳥の羽根の柄なのです
鳥籠と、零と、ブラックビューティー
それらのイメージを足して、飛べない鳥のエミュー、が裏テーマなのだとか
そういえば以前にこんなツイートをしておりましたね
あとどこかで衣装の内部に装着してるケーブル？を後ろ向いて直していた 笑
「わかる？ずっとシートベルトしてる感じ…」とか言いながらもぞもぞ
見守りながらも客席がざわ…としていたのは先程のファンクラブイベントでポロリ事件のことを聞いていたためか
シュールな画その1でございました
そしてアルバム元服の中から2曲
「月」と「鳥籠」だったんだけど
正直このあたりから記憶おぼろです
後半戦の7曲ノンストップだったものですから
7曲てあなた！！一瞬で過ぎ去ったわよ！！！！
しかし聴く側で言うならば、曲目はそこまでハード、ではありません
「Devil Flamingo」「イデア」「BLACK BEE」「人魚」
ここまではノリつつもまだゆるゆるしながら手を挙げてる感じ 人魚が特にゆるい(歌詞もゆるい 笑)
そしてライヴで「イデア」は初めてです、聴くの久しぶりすぎてサビのところ何て叫ぶんだっけ？ってなりました
日常のテンションが下がりすぎている証拠ですね 天野さんと嫌なルーチンワーク切り離して生きたさ
「ポケットの中 詰めた過去より変わりゆく今を愛そう日記の文字眺めてても 明日は見えない」
この歌詞が好きなんですよねイデアは
輝かしい過去の栄光や楽しかった日々、思い出のあの人、のことばかり繰り返し話して聞かせる人生ではなく、
いつだって今を、未来を生きていたい 写真の中のあなたも大好きだけど、今ここで輝くあなたを見ていたい
そしてあなたにも今の私を見てほしい
と、言いつつ形に残るあれやこれやを集めて思い出も保管して私は箱庭を作り続けるのですが
矛盾！ひきこもり！
あっそろそろまずいな…となってきたのは
「ステロイド」「ミサイル」「鮫」の流れ
飯抜きの波がここにきて襲い来るという すきっ腹にステロイド 体に悪そう
だけど「ステロイド」は今年のAMNで投票した聴きたい曲、だったのです だから嬉しくて！
(今年だったか？去年だったっけ？もう毎年のことでわけわかんなくなってきてる でも聴きたかった)
そういえばMCで「今日は上位にも下位にも入らない、レアな中間曲をやる」って言ってた気がします
ステロイドのよいところ は 私がなんか言うと卑猥な感じになるので口をつぐむなどしたいです 突然の恥じらい
箱庭のカップリングがこれなの、語呂合わせじゃなくても表裏って感じがしていいよね
今回また聴けてよかった 掴んで揺らして離さないで！
でねこのあたりで正直休みたかった なぜなら空腹だったから しかし天野さんはそれを許さなかった
ミサイル打ち上げ鮫を放つ
ならばこちらも負けじと拳を振り上げ殺されてたまるかの精神で迎え撃つほかありません
ヘロヘロになったけど楽しかったー！
みんなごはんはちゃんと食べよう(教訓 大事なことなので2回)
で、天野さんも歌い終えてからしばしハーハー言っておる
ステージ中央のスピーカーに座っちゃったりなんかして よっこいしょってなもんで おばあちゃんなの！！？笑
それをやさしく見守る客席……シュールな画その2でございました
歌い終えてへばっても 笑 歌声はガンガンに響いていたのですばらしかでしたのよ
そして新曲、長めのMC
私の言葉でまとめるとまとまらなくてアメーバみたいになるから天野さんのブログからコピペで失礼
「ネットを経由して人と繋がる時代。
実際に会って、その場の表情とかを眺めながら話をするわけじゃないから、
言葉を読む力も必要だけど、
言葉を綴る力も必要になってるなぁと感じます。
言葉は必要以上に武器になるのでね。
武器になると分かっているから、お口にチャックする事も多い。
揚げ足を取られるから、言葉を選ぶ事だってある。
面と向かって話をしているようにはいかない。
ほんのちょっとした言葉や行動が、自分を全く知らない人の元へ拡散されていく。
誰だって傷つけるのは怖い。傷つくのも怖い。
輪を乱さないように、はみ出ないように、はみ出て打たれないように、人は頭を使う。
それは、綺麗にする事に似ている。
でこぼこの地面をならす事に似ている。
シミにならないようについた汚れを洗い流す事に似ている。
感情をなくす事に似ている。
そんな事がずっと続いたら、いつか世界は漂白されてしまう。
そんな事を思って書いた曲です、BLACK BEAUTY。」
今は相互監視社会だ、のあたりでうんうんそうそうって強く頷いた記憶
罪や間違いが許されない時代になったなと思います
許されない罪を風化させず後世に語り継ぐこと、は必要だけど、
その範囲がずいぶんと広く、個人間の些細なことにまで波及しているわけですね
ちょっとした言葉の選び方であるとか 当人同士にしかわからないニュアンスであるとか
これは罪だと、道義に反することだと 好奇心を正義感という言葉で肯定し、攻撃する
まあ面白いけどね 他人の揚げ足を取るのも事実を捻じ曲げて解釈するのも
私も心の中ですることあるし、好感を持たない相手なら見てていい気味だなって思うことも多いよ
何が正しいとかどうでもよくてただのストレス解消で生贄を探してるだけだもんね 最高の娯楽だね
でも自分がその対象だったらどうか 怖いな もう何も話したくなくなって、どこにもいない存在になるでしょうね
結局自分が漂白されて何も残らなくて下手したら世界はただのゴミクズになってしまうわけだ
って考えるとやっぱり これじゃだめだ お互いフラットにものを見ていかなきゃだめだな
みんな仲良くなんてしなくていいけど(会う人みな友達なんて嘘くさくて反吐が出るよ)
違いを認めて愛し合う努力というやつです
忘れないようにしなければな…難しいけどな…私は嫌いが多すぎる
曲については、乾いた砂埃が目に口に喉にどんどん入ってきてどうしようもない感じ
鬱屈としたメロディーに尖ったアレンジ、力強い天野さんの歌声
言葉で説明したところで何も伝わりはしません はやくCDを！！！！
気付けば最後の曲 「巨大獣」
この日の巨大獣はやけにさみしかったです もういなくなるのかって
なんで天野さんもう帰っちゃうの？※会場の貸し出し時間を過ぎると怒られるからです
アンコールは「カメリア」
天野さんに出会ってたかが数年とはいえ、今までたくさんのカメリアを聴いてきました
バンド形式で叫ぶように歌うカメリアも大好きだけれど、
ギターを抱えてひとり歌うカメリアがいちばん好きだなってこの日改めて思うたのですよ
天野さんがいて、ギターを弾いて、お客さんがいて それだけでいいと思った、この曲は
バックバンドをないがしろにしているわけではないからな！！念のために書くけど！！
妙に元気な挨拶と告知をし(ほんとに元気だった 具体的に言うと声が大きかった)天野さんが去り
客電は点いたけどまだ流れている菩提樹、を聴きながらもう1回アンコールしたい気持ちを抑えつつ終演です
楽しいのに帰らなきゃいけないのかなしすぎて
でも帰るよ大人だから ロンTも買ったよ大人だから(金の力)
あぁやっぱりオラついた男子中学生になる！けどかわいい！
