シアターピエロ

How are you getting along these days, baby?

2016年10月01日(土) 「VOICE OTOKURA」

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2016年10月01日(土) VOICE OTOKURA

- 天野月 -
1.薔薇のように
2.博士と孔雀
3.ニワカアメ
4.ハロー・アゲイン(五島良子さんのカバー)
5.ビューティフル・デイズ(新曲)
6.静寂 with中山彩

- ヨザクラスピカ -
1.スイセンの口移し
2.ぺんぎん
3.SIREN
4.弄月(新曲)
5.君

- 増田ミシン -
1.ゴウハイド
2.エロティック(リリイ・シュシュのカバー)
3.愛の逆流(indigo la Endのカバー)
4.呪い
5.ガールツインズ
6.紙の月

- 中山彩 -
1.Amaging grace
2.月
3.LIE.f
4.TAKE FIVE(ジャズ曲)
5.CABALET
6.NIGHT and DAY
7.今夜は風が強いから
8.White Town(新曲)

-アンコール -
出演者全員で「セイリング」


各自のブログからしれっとコピペしてきた へへ…私に記憶力なんてない ====
特に表記されてないけどVOICE OTOKURA今回でvol.2だね
会場は前回と同じ、月見ル君想フ
タイトルの文字がチケットと同じ書体!こういうのって会場スタッフが書いてるのかな?いいね

10月って、寒いじゃないか 秋って、さみしいじゃないか
都会の秋は残暑が和らいで心地よいけど、北国の秋は”待ち受ける死”って感じなんだよな
真冬ともなれば逆に 生きねば…血を燃やせ…あるいは寝て過ごす…ってなるけど秋は微妙な季節
だから、
前回のセトリで学習(?)してたはずなのになぜか今回ススススウィ〜〜ツな曲が聴けるような気分でいた蟲だよ
んなわけあるかいと横っ面ひっぱたかれた感じ、そんなライヴだったな!

ひとさまを利用して(ありがとう)一桁チケットを入手していたため、今回も最前列
右端のちょうどギターの目の前あたり
譜面台で天野さんが隠れちゃうかなと思ったけど絶妙な角度でそれを回避 いい位置だ

そうなんだよな 椅子と譜面台が置かれている時点で察するべきだったんだけど
天野さんがトップバッターで私は相当に動揺したわけだ
天野さんを最初に見ちゃうともうそこでジーーーーンとしてしまって後はゆるゆるみたいな
それぞれいいねって思いながら聴いてはいるけど緊張感がなくなっちゃうというか
他はどうでもいいって意味ではなく
好きなものは最後に食べたい的な個人の感想なのでぶっ叩かないでほしいんだけどなんかそう
けどね〜、毎回天野が最後ってわけにもいかないよな 振り返ろう

雑音生活:VOICE OTOKURAでした。VOICE OTOKURA写真日記。
衣装はよく着てる、チロリアンテープ?がいっぱいの黒ワンピース
出てきて早々マイク位置が遠くて四苦八苦、椅子も高くて座りにくくて四苦八苦
背もたれのない丸椅子だから天野さんひっくり返るんじゃないかってハラハラした
「家でもこのタイプの椅子買って練習すればいいんじゃないか」と言っていたけどどうだろうな
今はゆったり椅子でおひざに乗ってくるむぎ(猫)を弾いてるもんね…むぎを弾くとは?????(ときめく…)

本日の天野さんは、ギターいっぽんのアマノヒトリスタイル
スイート脳に弾丸を打ち込む「薔薇のように」でスタートしたわけだけど、これがあとで効いてくる
今回のセトリは最初と最後以外結構謎な感じだ
憂鬱にさせたかと思ったらすぐホンワカ、したと思ったら今度は悲痛
どういうことなんだろうか!!!!!と思ってしまったのだわ
曲数少ないからなあ 凝縮の末の混乱 混乱したのは私だけだよ
けど「博士と孔雀」はかわいいし コーラスしてみたいし
新鮮さが薄れつつあった「ニワカアメ」も久々ダイレクトでよかったな
バンドサウンドだと雨や風や気温を感じるけど、弾き語りはもう何も存在していないような孤独感が増して好きだ
鬼畜か?

ちょこちょこMCを時系列に書くことはできないけど、ここだけしっかりと
次に歌う曲は珍しくカバーだから、なぜ歌うのか、という理由を話してくれた
みなさんご存じ飼い猫の麦について
今は完全室内飼いで外へはリードをつけてお散歩に連れて行ってるけど、
もとが野良なので出会って始めの頃はひとりで外に遊びに行っていた
数時間するとごはんを食べに帰ってきて、寝て過ごして、また出ていく 自由気ままな生活
ある日の夜中、いつものように外に出たがったので出してあげたところ夕方になっても帰ってこない
散歩にしては長いし、このまま帰ってこないんじゃないか?ってさすがに心配になって探しに行った
猫の行動範囲は広く、半径300mくらいある
徒歩はきついので自転車に乗り麦を探した
その時に歌っていたのが五島良子さんの「ハロー・アゲイン
「でもね全然内容は関係ないんだよ、関係ないけど、勝手に心境を重ねただろ!みたいな…
 だから、もう20年くらい前の曲だから、みんな知らないだろうけど、歌います」

この話を聞いていて私は涙がちょちょぎれてしまったんだよな
むぎ、帰ってこないの もう会えないかもしれないの
毎日遊びにきて、おうちで眠って、君を飼うよと約束しても突然どこかへ行ってしまうかもしれないの
それが今日なのかもしれないんだな
って勝手に当時の天野さんに感情移入してしまって 蟲は 蟲は…!!(泣かざるをえない)
言葉が通じても心が通じてるかなんかわかんないのに、
物言わず出かけてしまう猫となれば ねえどうしたのって気持ちを確かめる術がない
さみしい、かなしい、せつない そう思うのは人のエゴだけど、いとおしい たまらなくなってしまうだろうが

なのでね 曲調によっては滂沱するぞ…どうなんだ天野…って心境になっていたんだけど
「ハロー・アゲイン」はとても元気で明るい曲だった
大好きな人たちと離れて暮らして、ひとりのさみしさを感じつつも未来へ向かう充実感に満ちた前向きな曲だ
まじで麦と全然関係ねえなって思ったけど、
最後の一節、「大好きなあなたへ 元気ですか」が帰ってこない麦に向けた言葉のようで、
やっぱりなんだかきゅっとしてしまったのだった
むぎ、どこにも行かないでほしい(書きながら泣いてる)

からの、新曲「ビューティフル・デイ
MC=ライナーノーツなのでそのあたりは天野さんのブログ読んだほうがはやい
嫌なことも忘れて消し去ってすべてはうつくしく塗り替えられていく、今までもこれからも
今どこで何してるかわからないみんな、わたしは元気でやってるよ
という感じの歌詞だった
曲調は楽曲「ひかり」の系統といえば伝わるかな アレンジ次第で印象は変わりそう
弾き語りは素朴で良かったよ
苦手アレンジになったらどうしような…どうもしないな…
鍵盤で作ったのに今回はギター弾き語りなのでアレンジもくそもないみたいなことを言っていた 笑
できたてホヤホヤ、素うどん状態で聴けて得した気分 素うどん?????????

ただ驚いたのは、「会いたい」という言葉がストレートに紡がれていたこと
今まであったっけ?あったかな あったかもしれないけど今回ほど剥き出しではなかったはず
心境の変化というか そんな言い回しが天野さんの口から迷いなく出るようになったのがとても意外
なんとなくね

天野さんの歌詞において、頻出ワード・頻出フレーズは数あれど(この言い回し好きなんだろうなってやつね)
最近は「ひかり」に重きを置いているのかな
楽曲の「ひかり」のことではなく歌詞の中の「ひかり」って単語ね ややこしいわ
ここでくたばってたまるか枯れてたまるかという気概を感じる今日この頃
人は思い出だけでは生きていけないし、いつだって希望を見出していなければいけないんだよ
たまに思い出をつまみ食いしながらも先の見えない路を…路を…歩いて…ェゥ

けど、生きていればまた会える、は座右の銘にしたいくらいほんとのことだな
裏返せば 死んでしまったらもう会えない 過ぎた時間はもう取り戻せない

みたいなこと考えちゃう新曲のあとに
静寂」で締めくくってしまったら今日の公演はもう終わりの気分になってしまうだろうが…
静寂は私の中で麦の曲だからね、ふいに出会い共に暮らし溢れる愛を噛みしめるしあわせと、
いつか必ず訪れる別れの予感にウッ;;;;となるからもうだめですわ

10周年の楽曲が「薔薇のように」であるのに対し15周年は「静寂」そして「ビューティフル・デイズ」
本日のライヴ冒頭の薔薇がここで効いてくるんだよ
あれから5年経ち、天野さんは己の棘を恐れぬ存在を得てしまった
それは幸福であり悲劇でもある 君の重さを抱えて歩いていくのだ 感慨深いものがある…
あまえんぼでくいしんぼな、わたしに懐いた野良猫なんだよ(いとしいが過ぎる)

中山さんの伴奏がとてもとても良くてありがとうしか言えないのだった
ピアノが好きなんだ私は!


壁ドン

この日初めてアルバムタイトルが発表され、先行予約も行われ
タイトルは天野万博のほか、天野エキスポ案もあったらしいけど(五輪の影響か???)
いやそこまでの規模じゃないよなってことでこのようにこじんまりとね 笑

静寂アルバムバージョンどんなふうになるんだろう?
弾き語りで完成されてしまっているから期待と不安が入り混じる
しかしこのジャケットイラストのもっちり麦かわゆいなあ はっぱ食べるの?おんもたのしいね
と思っていたら、特典も麦シールと聞いて笑った 夢中すぎだろ!笑 ほしい

特典についてMCで天野さんが「内容はお楽しみのほうがいいよね?」と客席に問いかけてきたからさ、
私は端っこの方でとりあえずうんうんって頷いてたんだけど私含め誰も言葉を発さないもんでよ、
もう1回同じこと問いかけてきてね
客席から教えてほしいって声が上がって発表、という謎の流れがあったよ 笑
たぶん最初から内容言うつもりっていうか、言いたかったんだろう あまのじゃくがよ〜〜〜〜〜〜〜

チューニング中に喋る練習をしてきた(ドヤァ)と言いつつ集中するにつれいつもの無言だったり
突然「ベビーパウダー塗っていい?(バフバフスリスリスリ…)」だったり
しょっぱなから会場が天野ルームと化して緊張感が皆無になってしまったけど、まだまだライヴは続くぞ

ここからは各自のブログはっつけてあっさりお茶を濁しつつ

にばんめヨザクラスピカ
あまおとびより:ぼいすお写真沢山今更とは言わないで日記
バンギャっぽいお洋服のみむー
ニーハイの彼岸花が印象的だったから、翌日こんなものを買ってしまった

あめちゃん なめると一瞬で絵柄が消えるよ

なにせバンドスタイルで爆音なので、VOICEとは!!!??????って突っ込まざるを得ない
本人も言ってたし、なんだろうな 笑 
けどアコースティックがテーマと言ってるわけでもないし結局は自由なのか
毎度毎度周りの人々に不評なスピカ 好かれない理由はわかる(いったん辞めてるし青いし)
けど私はやっぱり、なに歌ってるかわかんなかったり言葉が稚拙だったり霞がかった何かだったりしても
あ〜まあいっかで済まされるいまのところ なのだった 私が子供だからかな ※もうすぐ30歳だよ きついっす
ぺんぎん」これは新曲?既発曲?歌詞全然聞きとれなかったけどワーッとしててなんかよかったかもしれない
あとは、「」はやっぱりベタベタで ありふれてるから良いものもあるって再び思う
みむーが発する「会いたい」はそうだな言いそうだなって感じするから、すっと流れていく

にしてもクロサワくんかわいい…かわいくない?弟的なかわいさがある…
線が細くて一反木綿みたいでかわいいよね(褒め方がド下手くそかよ)

さんばんめ、増田ミシン
登場するまでの音楽かかってる時間がやたらと長く感じた 鬱屈としていて、シーンとするから余計に
1曲目のイントロで出てきて勢いよくマイクつかみ取って歌う流れなら、
あの繋げ方は冗長…とかクソほど余計なお世話だね 個人の感想なのでぶっ叩かないでくださいすみません

増田ミシンblog:VOICE OTOKURA日記1VOICE OTOKURA日記2
写真を見ての通り、黒いキャミワンピで露出MAX
ライヴ見に来た人の感想が体に関することばかりで悔しいと書いてあるからあえてスルーしたいところだけど、
やっぱりスルーできない、私端っこにいたから横乳がとてもよく見えたもん
ハア?言うほど貧乳じゃなくない?とか思ってたもん ヌーブラ
金髪だし、娼婦みたいで様になるやな これが褒め方として妥当かは知らないです

ゴウハイド」がやっぱり好きで こっから俺のターン!するには勢い的にうってつけの曲だと思う
カバー2曲は趣味が合わない…って感じだ 笑 とうとうと、してる曲、うーん
リリイ・シュシュのすべて(映画)は鬱すぎてもう見れる気がしない 豆腐メンタル

ガールツインズ」はライヴで聴くのは初めて
こんなにウキウキで歌うんだ〜って新鮮で良かった 「私たちは無敵だ」ってところが好きでたまに聴く
最後、ありがとう!と言いながらお辞儀するのも、今までもライヴでやってたか知らないけども
突然歩み寄られた感じがしてびびった
事務所入って間もない頃の、お前ら全員敵とみなす!死んどけ!って態度が懐かしくない?懐かしい
今も死んどけって思われてるかもしれないけどまあライヴは皆殺しするものだからしょうがないね

紙の月」はつべにUPされているのを聴いて以来お気に入りの楽曲
MCを書き起こすのは無理だからどんな曲かはライナーノーツでも読んでくれ
天野さんのことじゃないけど、憧れの人、素敵な人を神格化してしまう気持ちはよくわかる
なんか完璧超人のように思ってしまうんだよな
いつだって確かな形として存在していると疑いなく期待してしまうような、それだよ
ほんとは簡単に壊れ崩れ朽ちてしまう自分と同じただの人間でしかないのにね
本物じゃなくてもうつくしくあればいいって結論、悪くないと思う

生で聴く杜若さんのギター、サイコーのサイコーだったな…

トリ、中山彩
NIGHT and DAY:VOICE OTOKURA�@VOICE OTOKURA�AVOICE OTOKURA�B完結編
……眠かった(開口一番これかよ)
1曲目からもう、ホテルのふかふかベッドのこと考えてた
いっそしゃれたホテルのしゃれたレストランでディナーショーでもやってくれたら、
ごはん食べて素敵な歌を聴いてホワ〜となったまま徒歩で部屋に帰って風呂入って寝る(完璧)
ということができるのに!!!みたいな気分になった
そういう音楽だよなあ…お酒をたしなむような…私お酒飲まないけど

久々?ピアノの弾き語りだったし、すべてが癒しの音楽に向かっているというか陽のオーラがすごかった
CABALET」はライヴでは初めて聴いた、正直特に好きじゃないから普段まったく聴かない曲ね
今後もCD音源を聴くことはないんだけど(すまん)ライヴで聴くのはいいなあって感じだ
目の前で、生の声で、ピアノ弾きながら ってシチュエーションで聴くとよいものだった
あと、タイトルはキャバレーって読むの、購入から1年経ってやっと知った…調べろよという話

新曲「White Town」についてはご本人のブログのライナーノーツを読んでくれ
クリスマスソングというものにもともと興味がなかったり、
雪にロマンを感じない地域(北海道)に住まい雪にうんざりしているためか、あんまりピンとこなくて悲しいけど
虹とか一番星とか鮮やかな夕暮れとか大きな月とか そういうものに置き換えるとなるほどな
この曲もステージを見つめじっと耳を傾けるというよりは、ふいに耳に入ってくる状況で輝きそうなイメージ

長谷川智樹さんに素敵なアレンジをしていただいたので、今日は弾き語りではなくカラオケで歌います
ということでこの曲だけマイクを手に持ち立ち上がって歌っていたんだけどね
ふいに後ずさった瞬間、ドラムにぶつかって「あああぁぁぁぁ〜〜〜」(美声)って転びかけていたのが微笑ましくて
この日いちばんの笑顔がこぼれてしまったよね…
ライヴならではのハプニング、好きだな 次回リベンジの布石になったしこれはこれでよかったと思う!笑

最後、アンコールからの「セイリング」も歌う直前にパートどうする?ってごちゃごちゃしてたけど 笑
このメンバーは安定感が出てきたなあって安心して聴いていられた 居心地の悪さがなくてさ
原曲のアレンジが嫌いだから(すまん)ピアノだけなのもまた良くて いやほんとすまん あの荘厳さが苦手で

あとはね、歌の前?後?の告知でこのライヴについても触れていた
天野さんと増田さんがスウィ〜〜〜ト担当です♡と言って突っ込まれる会話、
見事に茶番だなって感じで笑った いかにも台本用意しただろって会話であった
いくらバレンタインにちなんでとはいえ このメンバーでスイートとか無理くね?(まいちむが唯一ポップだ)
だから、どんなステージになるか今から楽しみだね
予約番号的におそらく一桁いける(これですごい後ろのほうになってたら泣くな)だからまた最前列で見届けよ…

ちなみにXはRoots(東川遥、hitomi380のユニット)だよって天野さんうっかりばらしてしまった
まだ秘密だったらしい 笑
つっても、出し惜しみする必要を感じないしもう決まってるなら普通に載せればいいんじゃねって思う蟲であった
優しくない意見ばかりで何様なんだろうな けど出演者ちゃんとわかってる方がよくない?私はそのほうがいい

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サラリーマンみたいな靴下でクソ自撮り
次のライヴはもうすぐそこ!ひさびさワンマン、備えるぞ〜