シアターピエロ

How are you getting along these days, baby?

2014年11月01日(土) 天野月「魁!!紅鉄仮面団特別臨時集会 vol.3」

2014年11月01日(土) 魁!!紅鉄仮面団特別臨時集会 vol.3

秋なのにとんでもなく暑くて、蟲は燃え尽きました
ぐらぐらの天野さんが満載な写真日記
雑音生活:特別臨時集会Vol.3写真日記。


ちゃんと撮ったよ

- セットリスト -
1.鳥籠 -in this cage-
2.混沌-chaos-
3.Stone
4.刺青
5.博士と孔雀
6.泣いてる獣

お楽しみコーナー(天野と歌ってみよう会)
┣7.B.G.
┣8.恋
┣9.風船
┣10.ハジケトブゲノム
┣11.菩提樹
┗12.骨(ゲスト/増田ミシン)

(A MOON CHILD IN THE SKY)
13.Devil Flamingo
14.EUPHORIA
15.HEAVEN'S GATE
16.スイミー
17.BLACK BEE
18.鮫
19.トムパンクス
20.Daisy
21.巨大獣
- アンコール -
22.歌うクジラ(弾き語り)


ああ…このセトリのすばらしき完璧さ(うっとり) ありがたやまでございますな

入口で配られたフライヤー
何が起こったんだと言いたくなるほど印刷が荒い音の倉と、
ギラギラ原色が鮮やかなバグの対比よ…

お休みをいただいたので朝からヒメギミTを着て出発、昼には東京入り
ライヴ前だというのにこんなに時間にゆとりがあるなんて…いつも休みがいい…無理か…
空腹のあまり空港でクソマズ甘み溢れる個性的なカレーを食してから、
あまのさんへの差し入れを買いに行き、戦友と合流

からの、銀座キルフェボンで夢タルト(まだ食うのかよ)

販売終了したはずのはにーしーどれす あった!!これが食べたかった!!

しわしわのりんごも半分ずつ食べる しわしわ!

おなかが満ちたところで渋谷へ移動
箱庭でお色直し 私がのんびりしすぎたため(時間全然見てなかった 馬鹿か)、
会場までの道のりにおいていまだかつてないほどの好タイムを刻ませてしまうという申し訳なさ
この場をかりてお詫び申し上げます 頼もしい背中だった…

会場は1年ちょっとぶりの渋谷eggman
2重の意味で心臓がバクバク脈打つ中、18時5分頃に入場
ほぼ一桁、な良番だったため最前列ベース寄りを確保 あぁ…近い…近いよ…
そしてスピーカーに貼られた「赤枠の中に足をかけないでください!」の文字を確認
……これはフラグかな?

バックバンドはおなじみBBことブラックビューティーの御三方
開演前に場内に流れていたギターインストBGMは、
ギターを担当する平井武士さんのニューアルバム「Rays of the jet」内の楽曲であることが後のMCで判明
私はもうYOUNG MANが耳に残って残って 準備運動したくなる勢い 怪しいよ

ファンクラブイベントだから、といって緊張がモロモロにほぐれた状態で開演
私は裏ナレをすぐ忘れるね、ほんと忘れる いっそメモでも取ったらどうか でも手拍子したいし!だめだ!

BBの御三方は皆どこかしらに紅をまとった鉄仮面団スタイル(勝手に命名&じぇっとさんに関しては通常営業)
天野さんはいつか着ていたモモンガトップスだけど、今回は母さんが夜なべ仕様
半日かけてスパンコールを縫いつけたらしい ちょっとおめかし、的な 笑
下はジーンズにくしゅくしゅブーツ 爪はグレーの上にお星様がキラリ
髪の左側には裏AMN同様濡れ烏な装飾 凛としてうつくしい瞳 結婚して

ほのぼの気分で平和ボケした私に水を浴びせるがごとく流れ出す冷たい旋律
鳥籠 -in this cage-」でこの日のライヴはスタート

海の底へ沈められたところで、MC
悪天候ライヴ恒例の 雨降ってた?という問いかけ 晴れではなかったことに不満げな天野さん
もうね、雨降りでもライヴは楽しいからね、天野さんが晴れなら私はそれでいい 笑

2曲目は 同時期に発売されたのにこれだけレギュラーになれない、不遇なあの曲
ピンとくるよね 「混沌-chaos-」いただきました
大感謝祭ぶりだったかな 鳥籠を引きずったテンションゆえか、がらんとした東京を想像して胸が静かになる
からの、「Stone」でじわりとする
毎日はくすんだ小石のよう、輝ける未来など待つはずがない
誰かの日常を誰かが特別と思うことで日々は輝き彩られるって そう そうなんだよなあ…

今回のライヴは、リクエストで「もうちょっとで上位に入るんだけどー…惜しい」な楽曲と、
「微妙に票が集まっちゃって下位に入るほどではない」な中間楽曲達を中心にセレクトされたそうで 笑

ちょっと切ない曲が続きます、今まで何度もやっているけど、バンドでは初な曲と、初めての曲です、
というMCから続けて3曲
あああああああああああここで「刺青」があああああ、涙
歌詞がメロディが好きなのは言うまでもないだけど、こう、リズムを足でとるでしょう天野さん
「刺青」でのリズムの取り方が私 ほんと好きで
切なくて、しゅんとして、ぐおおおっと歌いあげられる中で、3拍子のリズムだけが軽やかなんだ
それもまたすごく気まぐれで掴みどころがなくて猫のようで今はここにない何かのようで 好きでよ
私は馬鹿すぎて表現が下手かよ……伝わらないだろうけど愛しいんだ

バンドでは初めて、な次曲「博士と孔雀
弾き語りもアマノヒトリプラス(おやつの時間)が最後だから相当前だ
うわああああああ元気だったかい、な懐かしさと、孔雀な天野さんのかわいさが
罪といっても過言ではないレベル
ほんと ほんとかわいくて 首を傾げてみたり地面突きダダをこねてみたり
鳥のように てん、てん と歩いてみたり 完全に孔雀が憑依してた
ファンクラブイベントでこの選曲、弾き語りではない=ギターがない=仕草自由自在 という状況 天使かな
拗ねるように眉をしかめる天野さんかわいすぎかよ…

ホワホワな気持ちになったところで更にホワホワなイントロの「泣いてる獣
AMN2014の感想で「そろそろ泣いてる獣も聴きたい」的なことを書いていたら 年内に!!!聴けるなんてよ!!
花たんへの提供曲だからね、天野さんの言葉だけど、天野さんらしからぬ
これはわたしの気持ちではない、でも、ストレートな言葉の端々に、本当のことも宿っている
…と妄想すると胸がキューンとしませんか どうですか 私はいつもキューンとしている
優しい呼吸をせざるを得ないしやわせ感がこの曲にはあるでしょ 前半も前半なのに満ちてしまったね…

やさしい歌は特別しあわせ
なので俺得3連打(連打?)だったなほんと

からの、突如流れ出すベタに楽しげな謎BGM
さわりだけハジケトブゲノムだったよねあれ もうどうしようもないほどに遺伝子レベルで好きだ、のところまでだけど
たいへん愉快なBGMと共に猫耳ヘアバンドを装着した倉子さんが登場
きましたよ血沸き肉躍る 胸が高鳴るお楽しみコーナー

今年のお楽しみコーナーは、天野さんと歌ってみよう会
表題曲の中から天野さんと一緒に歌いたい曲を選んで、FC公式ページから参加応募するという形式
応募は事前にできるけど、実際に抽選を行うのはライヴ当日
天野さんがステージ上でクジを引き、その場で名前を呼ばれるわけで
応募した方々はもちろんドキドキ、してない私まで一緒にドキドキ

いきなりライヴの爆音の中で素人さんが歌うというのはやはりハードルが高い(自分の声が聞こえない)ので、
音量は通常時の半分 天野さん曰く生バンドでカラオケみたいな感じ
歌いやすいかどうか確認は倉子さんが行った、というか、リハの時に突然歌ってみてと言われたそうで 笑
その時の様子を振り返る倉子さん
「月さんのライヴは何度も見てきたけど、隣で一緒に歌ったのはこれが初めてでした」
「無茶振りです…」「でも、ちゃんと歌えましたよ(ドヤ顔)!」

和むね、とても和んだ 笑 そして参加希望者は勇気を与えられたのではないかしら

ライヴが始まる前に、「歌ってる間はみんなどこを見たらいいんだろうね、
客席は緊張で見れないし、歌詞カードか天野さんをガン見しながら歌ってもいいのかな」
なんて妄言を吐いていた蟲

歌詞カードは手持ちではなく譜面台に置かれており、途中のコーラスは天野さんが担当するけど、
ずーっとユニゾンしてくれるわけではなく 交代で歌えるように色分けしてあるのだそう
となると天野さんをガン見はちょっと難しかったね…☆(←できないくせに)
「サビは参加者に当たるようになってるよ、ひとりで歌うところがたくさんあるよ❤」とのこと
ああ!!なんだか緊張がはりつめる!!!

あんど、マイクの持ち方についても天野さんからアドバイス

(画像元:氷の美SHOW)
「カラオケではこうやってマイクを持つ人が多いと思うんだけど、これだと声がうまく通りにくい可能性があるから」


(画像元:AMNリクエストアワー2014)
「マイクはまっすぐ持った方が声が通る。でも慣れてなくて持ちにくいなーって場合はいい方法があるんだよね…
小指をマイクの下に入れて固定すると安定するから。したい人はしてみて、氷室みたいに

などと言いながら実践する天野さん 手元がチャラくてよ 笑
さらに「貸し出せるマイクが1本しか無いので、男性2人組が当たった場合はふたりで1本のマイクに顔を寄せ合って歌ってね(はあと)」とのお達し
きつい、きついね!笑 実際は2本貸し出せることがすぐにわかったけど
天野さん 夫婦スタイル(ふたりでひとつの何かを共有)で歌わせたかったのか…


一通り説明が終わったところでいよいよ抽選スタート
名前を呼ばれた方はステージへ上がり、天野さんと軽くお話し(今日はどこから来ましたか、とかね)して、
一緒に歌い、最後にサイン入り鉄仮面団ピックを貰って退場、
また次の方の抽選、という流れ


これは物販購入で天野さんから手渡されたピック かわゆい

裏側 実際にピックとして使うもよし、アクセサリーに改造するもよし

一人目は男性が当たり、あと4人は全員女性 全員ソロ応募
年齢層は22~27歳で、5人とも遠征組だったかな 大阪とか
その中でも福岡から来た方がいたのに驚いた 遠い!遠いよ福岡!愛だね…
みんな緊張しつつも堂々と歌い上げていて、すごいなあうまいなあって私ボソボソ感嘆の声をあげてもうたよ
ハモり具合が花*花っぽかったり、ハイトーンがきれいだったり、さくらまや的なこぶしまわしだったり
それぞれに個性があるんだけど、共通して言えることは、天野さんへの好きが溢れていたなあってことよね
だもんで私も手拍子や恋の振り付けやゲノムのワイパーでもって応援?したでよ 勝手に楽しんでいた とも言う

お楽しみコーナーにおける天野さんで印象に残っているのは、
」の振り付け講座
深呼吸♪深呼吸♪は「嵐の素顔」by工藤静香
エスパー♪エスパー♪は「ブーメランストリート」by西城秀樹
ミステリー♪ミステリー♪は「UFO」byピンク・レディー
DVDで見てるしどんなかは知ってたけど、改めて説明されるとダサくてよ 笑
ええ踊りましたとも、他のところも全部踊ってたよ、ここぞとばかりに!

あとは、「B.G.」のコーラスのトキメキ具合と、
ハジケトブゲノム」の前に天野さんが
「途中のおっかけ(壊れていた〜の部分)が結構ウザいと思うけどがんばって」と言ってたところとか、笑
菩提樹」のコーラスの低さだとか 良かったな
ハモりの旋律(なんと言えばいいのか 副旋律?)がすごくズーーーーーン…としててよ
激情な主旋律に馴染んでいつもはあまり聞こえない部分よね 密かに堪能してた

5曲披露でお楽しみコーナー終わり、かと思いきや、
天野さんご紹介のもと、関係者席に座っていた音倉の新人さんである増田ミシンちゃんがステージにお呼ばれ
小さい!とにかく小さい!天野さんが巨人に見えるほどに小さい方だ 映像や写真じゃ伝わらないもんだね
ミシンちゃんは元々天野さんのファンで、天野さんの曲ならほとんど歌えるのだそう
そういうことならもう、ファンのひとりとして特別参加していただくしかなかろうて
うろたえるミシンちゃんを残し、そそくさと袖に帰る天野さん どえすさまですなあ

YouTubeにupされている「呪い(クリックで聴けるよ)」という楽曲にちなんで、
課された楽曲は「
しっとりと、言葉のひとつひとつをなぞりながらいつくしむように歌いあげる姿はプロだなあと思うたよ
「あなたを呪う夜だってあった」の部分で微笑む姿がかわいらしかった
歌い終わり、戻ってきた天野さんに向かってすかさず「私にはピックくれないんですか?」「あとでくださいね!」
と言っていたあたり、心得ているな

ミシンちゃんが席へ戻り、再びステージの中央に陣取る天野さん
ここからは怒涛の後半戦
ちょっとずつボルテージ上げて上げて気付いたら7曲連続とかさ、
「春だから」のときも「あっこれもうだめだな」ってなったけどさ(体力なさすぎ)、いいぞもっとやれ
ゆく音くる音以来の「HEAVEN'S GATE」に未来を感じたり、
スイミー」からの「BLACK BEE」でヘラヘラ笑ったり、
」あんど「トムパンクス」でヘドバン…はまだ私のレベルが足りないので 笑
拳を突きあげゆるく髪を振り乱すなどして もうさ
脱ぎたくても脱げない(意地で)ジャージの中が暑くて私はべしょんこになってしもうたわよ
タオルを持ってこなかったことを心の底から後悔したね そこまで必要にならないだもん普段 必要だったな…
そして足を乗せないで、と書かれていたスピーカーだけど、
しんくん、めっちゃ足乗せてたね わかる、そうなるのわかる!と思いながらハラハラしていた

あついね、なんて言いながら息を整える天野さんに客席からも暑いという声が飛ぶ
当然、「汗かいても大丈夫、着替え(物販)があるから」といつものセールストークをかまされる 笑

なんだかこの日はあまりにも早いスピードで駆け抜けてしまったように感じて、
Daisy」を耳にしても、「巨大獣」のイントロを耳にしても、
このあとアンコールがあるから、って意味じゃなく、ほんとに終わる気がしなくて、
いつもに増して帰りたくなくて、私はたぶん苦い顔をしていたと思う
もっと触れていたかったのだとても!!

天野さんはお辞儀をして一時退場、演奏を終えてからBBも退場、いつものようにアンコール、
ちゃんと戻ってきてくれる天野さん
予定調和でもほっとする これがなければ私は帰れないからな(帰れよ)
孤独を感じるギターの旋律 弾き語りで披露された曲は、春以来の「歌うクジラ
あぁ、クジラだ、と気付いた瞬間、さみしさがざあっと洗い流されていったよ
私が今いちばん聴きたかった曲だ……

クジラが恋しくてライヴの1ヵ月前にこんなあいほんけーすを注文していた 届くの遅すぎてよ!
ライヴにはギリギリ間に合わなかったけど、最後にあの曲が聴けてほんとにしやわせだった
アウトロでの伸びやかなファルセットがクジラの鳴き声のようで、きゅっとしてしまった

このあと物販に立ってお見送りするね、汗拭いたりするけどなるべく急いで行くから、と言う天野さん
(もっと早い段階でお知らせしてたかも おぼろである)
来年の野望として教えてくれたのが、今はDVD形態で発行しているファンクラブ会報を、
また紙の媒体に戻そうと画策している、ということ つまり、天スポが復活するかもしれないらしい おお!
「インタビューとかも話してる風だけど、全部わたしが書いてるから。」
「あれ読むと、一歩踏み込むとこの人(天野さん)はほんと駄目な人なんだな、ってわかる。
それはセールスポイントなのですか?笑 と突っ込みたい気持ちを抑えつつ
天野さんの素が垣間見えるゆるーーーーーい天スポ 来年のいつになるかわかんないけど、待ってる!

そしてライヴのあとのお楽しみ
この日の新作である鉄仮面パーカと天野さんを求め物販列へ
のんびりしてたら途中でMサイズが売り切れるも、少々でかくても着れればいいのよ!
の精神でLサイズを購入

次の日早速着て過ごした 約167cmの巨人である私でもさすがにダボダボ
でもってこのパーカについてのMCを書き忘れていた
特攻服みたいに背中に「魁!!紅鉄仮面団」の文字が入ったデザインを提案したら「着れねえよ」と一蹴された件について
「たくさん欲しいって意見が集まれば作れるかもしれない」
「あの、クラウドファンディングとかで集めて…笑」
「今欲しいって言ってる人、作ったらちゃんと外でも着るんだろうな?笑」
とのこと ほしいね!笑 なんなら自分で刺繍するよ私!やったことないけど!!
で、まあ、実際に作られるかはさておき、アンケートを実施している方もいらっしゃるようなので、
着てみたいなあ、なあなたはぜひ投票してみてください
魁!!紅鉄仮面団パーカーについて 製作:おすぎさん(@osg_ta)


既にupしたけど、今回ははしゃいでメグライオン仕様の蟲でした
…ええ、来月で28歳になります ゴミ捨て場から参上ですよ

私の格好を見た天野さんが仰ったひとこと
「そんな恥ずかしい格好して……」

あぁ…我々の業界ではご褒美です!!
ではまたお会いしましょう!!(なんてひどい締め方)